東日本大震災によって離れ離れになった犬と飼い主家族を描く『とんがり頭のごん太 ―2つの名前を生きた福島被災犬の物語―』6月公開!

世界の映画祭で評価される西澤昭男監督が、東日本大震災によって離れ離れになってしまった犬とその飼い主家族を描いた劇場アニメ『とんがり頭のごん太 ―2つの名前を生きた福島被災犬の物語―』が、6月3日より公開されることが決定した。併せて、ポスタービジュアルがお披露目となった。

2011年3月11日(金)午後2時46分に発生した東日本大震災。直後に起こった原発事故で緊迫した状況のなか避難指示が出され、人間がいなくなった街に、たくさんの動物たちが取り残された。福島の浪江町で生まれ育った、ちょっと頭の先がとがった、犬の「ごん太」も飼い主家族と離れ離れになってしまう。本作では、懸命に生き抜くごん太と置いていかざるを得なかった飼い主家族、そしてペットを救済するボランティアたちを中心に物語が展開していく。

主人公・吉野由紀役は、「進撃の巨人」「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」「アイカツ!」シリーズで活躍する声優・石川由依。そのほか、富田清役に斉藤暁、富田正樹役に神尾佑、石原代表役に置鮎龍太郎など福島県出身の俳優・声優が多数出演し、リアルな緊迫感を描き出す。


▲吉野由紀役 石川由依


▲富田清役 斉藤暁


▲富田正樹役 神尾佑


▲石原代表役 置鮎龍太郎

監督・脚本は、西澤昭男。『NITABOH 仁太坊-津軽三味線始祖外聞』や『ふるさと JAPAN』、『8月のシンフォニー-渋谷2002〜2003-』などの長編アニメ映画を製作し、世界の映画祭で評価されてきた。大きな時代変化の中で、前を向いて生きている人々。その人々の中で、時に協力し、時に支援を受けながら成長していく主人公の若者を描き続けている。

ポスタービジュアルは、ごん太を見つめる飼い主・清の目線や、ボランティアの吉野の真っ直ぐな瞳が印象的だ。

■西澤昭男(監督) コメント
あの大震災から11年、アニメーション映画『とんがり頭のごん太』が5月に完成する。被災された多くの人々、生き物たち、そして支援した人たちにこの映画を捧げたい。

『とんがり頭のごん太 ―2つの名前を生きた福島被災犬の物語―』
2022年6月3日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷・フォーラム福島にて公開
監督・脚本:西澤昭男
原案:仲本剛「福島 余命1カ月の被災犬 とんがりあたまのごん太」
声の出演:石川由依 斉藤暁 神尾佑 置鮎龍太郎
配給:ワオ・コーポレーション

【作品概要】 2011年3月11日(金)午後2時46分に発生した東日本大震災。直後に起こった原発事故で緊迫した状況のなか避難指示が出され、人間がいなくなった街に、たくさんの動物たちが取り残された。福島の浪江町で生まれ育った、ちょっと頭の先がとがった、犬の「ごん太」も飼い主家族と離れ離れになってしまう。本作では、懸命に生き抜くごん太と置いていかざるを得なかった飼い主家族、そしてペットを救済するボランティアたちを中心に物語が展開していく。

©ワオ・コーポレーション / 光文社