板垣瑞生「独りよがりのただのガキなんだよ」阿部顕嵐との関係に亀裂が!?『ツーアウトフルベース』予告編&ビジュアル2種

『ミッドナイトスワン』の内田英治によるオリジナル脚本を、デビュー作『レディ・トゥ・レディ』で注目を浴びた気鋭の新人監督・藤澤浩和がメガホンを取り、主演に7ORDERの阿部顕嵐、共演に板垣瑞生らを迎えて映画化する『ツーアウトフルベース』が、3月25日より公開される。このほど、本作の予告編、ポスタービジュアル、チラシビジュアルがお披露目となった。

本作は、かつてプロ入りが期待されるほどの高校球児だったイチとハチが、甲子園出場前に部内で起こった不祥事により、その後堕落した人生を送る青春バディ・ムービー。

予告編は、イチ(阿部顕嵐)とハチ(板垣瑞生)の“人生のピーク”となる高校時代の試合シーンから始まり、二人のように堕落した元マネージャー・早紀(工藤遥)の現在の姿と、野球部のマネージャー時代の真面目な姿を映し出す。借りたアメ車で意気揚々と出かけた矢先、最悪なヤクザ・オニヘイ(渋川清彦)の車にぶつけてしまったイチとハチ。慰謝料100万円を要求され、さらにはアメ車も担保に取られる始末。だけど、サイアクはまだ始まったばかり。警察には追われ、アメ車の持ち主である最強の不良・ヒロポン(後藤剛範)からは「車、返せ!」と今にも殴りかかってきそうな勢いで罵られる。最高の1日のはずが、「どっからどう考えてもサイアク」な絶体絶命のピンチに。追い込まれたイチとハチはお互いに罪を擦り付けあう険悪な状況に。ハチはイチに「独りよがりのただのガキなんだよ」と強烈な一言も。二人の1日の結末は?二人の関係は?と不穏な空気が漂う中、「アディオス!」と謎の男性(新羅慎二)の一言と共に映像も一転し、イチが最後の力を振り絞り「まだ終わりじゃねぇ。あきらめんなっ!」と一気に加速。怒涛の展開に二人は“サイアクの1日”から脱却できるのか?予告編では、新羅慎二と大沢伸一が手掛けた7ORDERが歌う主題歌「レスポール」が、イチとハチの不器用さや信条と重なり、映像に深みを与える。

公開されたビジュアルは、ポスターとチラシの豪華2種類。いずれも黄色と黒のコントラストが目を引き、“危険”や“ピンチ”を感じさせるインパクトあるビジュアルになっている。

▼ポスタービジュアル

▼チラシビジュアル

『ツーアウトフルベース』
2022年3月25日(金) 全国公開
監督:藤澤浩和
脚本:内田英治
企画プロデュース:新羅慎二
主題歌:7ORDER「レスポール」
出演:阿部顕嵐 板垣瑞生 工藤遥 諸星翔希 渡部龍平 趙珉和 宮崎秋人 成松修 佐野和真 新羅慎二 カトウシンスケ 後藤剛範 渋川清彦
配給:東映ビデオ

【ストーリー】 かつてはプロ入りが期待されるほどの高校球児だったイチ(阿部顕嵐)とハチ(板垣瑞生)。甲子園出場が決まり、明るい未来が待っているはずだったが、部内で起こった不祥事により出場が取り消されてしまい、そこからふたりの転落人生がはじまった…。10年後、薬物に溺れ堕落した生活を送っていた二人は、ひょんなことから町のヤクザに因縁をつけられ、ヤクザと不良グループによる血みどろの抗争に巻き込まれていく。まさに絶体絶命な状況に追い込まれる二人。思い出すのは10年前の甲子園が決まったあの日のマウンド。二死満塁。二人はこの状況を打開できるのか?そして止まってしまっている人生の歯車をもう一度動かすことができるのか…。

©2022「ツーアウトフルベース」製作委員会