マット・デイモン「この上ない経験ができた」トム・マッカーシー監督との仕事について振り返る!『スティルウォーター』インタビュー映像

第88回アカデミー賞で作品賞を受賞した『スポットライト 世紀のスクープ』のトム・マッカーシー監督最新作で、マット・デイモンが主演を務めるサスペンス・スリラー『スティルウォーター』が、1月14日より公開中。このほど、マット・デイモンが本作を振り返るインタビュー映像がお披露目となった。

本作は、仏マルセイユを舞台に、殺人罪で捕まった娘の無実を証明するため、父親が真犯人を探し出すサスペンス・スリラー。

インタビュー映像では、マット・デイモンが「脚本を見て自分はツイてると思ったよ。胸を打つ美しい物語で、役柄は今まで演じた中でも特に素晴らしかった」と振り返り、「トムと組むのは夢だった。才能あふれる監督だし、彼が選んだキャストやスタッフも最高だった。この上ない経験ができたよ」と念願叶って実現したトム・マッカーシー監督との仕事について語った。そのマッカーシー監督は、本作の構想をあたためてきた10年もの間にアメリカの社会が変化する中、主人公ビルのような社会の片隅に押しやられた人々を代弁することが大切だと感じたと語るが、マットもそれに同感だとし、「ビルのような男は通常ならパロディー的な役割で映画に登場し、エリートたちから見下されるような存在なんだ。僕らはビルに強く共感したし、愛情を抱いてもいる」と語る。役作りのため、監督と一緒に実際にオクラホマの石油採掘所に行き、そこで働く人達と交流したエピソードも。また、ビルとその娘アリソンとの複雑な関係を描く上ではそれまでの彼らの人生についてアリソン役のアビゲイル・ブレスリンと時間をかけて話し合いを重ねたという。「ビルは怒りや悲しみ、恥を胸に抱えていて固く心を閉ざした状態だった。自分が父親として失格だと感じていたんだ」と自身が演じるビルについて分析し、共演したアビゲイルについては「彼女の高い演技力にも助けられたよ」と笑顔で称賛を贈った。

『スティルウォーター』
2022年1月14日(金)より、TOHOシネマズ シャンテ、渋谷シネクイントほか全国公開
監督・脚本:トム・マッカーシー
脚本:マーカス・ヒンチー トーマス・ビデガン ノエ・ドブレ
撮影監督:高柳雅暢
出演:マット・デイモン アビゲイル・ブレスリン カミーユ・コッタン リル・シャウバウ イディル・アズーリ
配給:パルコ ユニバーサル映画

【作品概要】 トム・マッカーシー監督最新作で、マット・デイモンが主演を務めるサスペンス・スリラー。仏マルセイユを舞台に、殺人罪で捕まった娘の無実を証明するため、父親が真犯人を探し出す。

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