佐藤健「阿部さんって、LINEされるんですか?」阿部寛の答えは!? 林遣都、佐藤健に「オーラを感じた」

「どんでん返しの帝王」の異名をとり、今年、作家生活10周年を迎える中山七里の傑作小説「護られなかった者たちへ」を、瀬々敬久監督が佐藤健主演、阿部寛共演で映画化する『護られなかった者たちへ』が、10月1日より公開される。このほど、9月20日に銀座松竹スクエアにて公開直前トークイベントが実施され、キャストの佐藤健、阿部寛、林遣都、瀬々敬久監督が登壇した。

「キャストのすごかったところ」を聞かれた林は「健さんと最初にお会いして、登場人物が生身の姿でそこに存在しているような印象を受けました」と、佐藤と初対面した時の印象を回顧。続けて、「初めて見る“佐藤健”。他の人には感じたことのないオーラを感じました」と述べると、佐藤は「光栄です」と笑顔で林の言葉を受け取った。

「実は聞いてみたかったこと」についてMCから問われた佐藤は「なんでも良いんですか? 僕が聞きたいことを聞いても良いんですか?」と照れ笑いを浮かべつつ、「阿部さんって、LINEとかされるんですか…?」と阿部に恐る恐る質問。すると阿部は「僕はね…、LINEするんですよ」と、こちらも照れ笑いで答えた。これに驚いた佐藤は「スタンプとか使われたりするんですか…?」と質問を畳み掛けると、阿部は「スタンプというか、ニコニコ(の絵文字)のやつは使います」と明かし、会場が和やかな笑いに包まれた。

逆に阿部は、「取材とかでカメラマンが『かっこいいですね〜。OK!良い!』って掛け声をかけてくれるんですけど、非常に困ってテンションが下がる。佐藤さんはいかがですか?」と佐藤に質問。これに佐藤は「あれは困りますよね…(笑)。僕もそう思ってました(笑)」と苦笑いで同調していた。

『護られなかった者たちへ』
10月1日(金) 全国公開
監督・脚本:瀬々敬久
原作:中山七里「護られなかった者たちへ」
脚本:林民夫
音楽:村松崇継
主題歌:桑田佳祐「月光の聖者達(ミスター・ムーンライト)」
出演:佐藤健 阿部寛 清原果耶 林遣都 永山瑛太 緒形直人 岩松了 波岡一喜 奥貫薫 井之脇海 宇野祥平 黒田大輔 西田尚美 千原せいじ 原日出子 鶴見辰吾 三宅裕司 吉岡秀隆 倍賞美津子
配給:松竹

【ストーリー】 全身を縛られたまま“餓死”させられるという不可解な連続殺人事件が発生。捜査線上に浮かび上がったのは、過去に起こした事件で服役し、出所したばかりの利根(佐藤健)という男。刑事の笘篠(阿部寛)は利根を追い詰めていくが、決定的な確証がつかめないまま、第3の事件が起きようとしていた。なぜ、このような無残な殺し方をしたのか?利根の過去に何があったのか?さまざまな想いが交錯する中、やがて事件の裏に隠された、切なくも衝撃の真実が明らかになっていく…。

©2021映画「護られなかった者たちへ」製作委員会