2019年東京国際映画祭にて『動物だけが知っている（仮題）』（原題：Only The Animals）というタイトルで観客賞と最優秀女優賞（ナディア・テレスキウィッツ）を受賞した、ドミニク・モル監督による驚愕のミステリー『悪なき殺人』が、12月3日より公開される。このほど、本作の予告編とキービジュアルがお披露目となった。

本作は、人間の本能と滑稽さを、幾重にも重なる「偶然」という「必然」を通して描く極上のサスペンスドラマ。フランスの山間の人里離れた町で、吹雪の夜にある女性が行方不明となる事件が発生。この失踪事件を軸にした5つのストーリーを通し、ある5人の男女が思いもよらない形で繋がっていき、フランスからアフリカにまたがる壮大なミステリーに絡んでいた事実が次第に明らかになっていく…。

予告編では、思いもよらない形で繋がっていく秘密を抱えた5人の姿が映し出される。「疑われる男」は、フランスの小さな町で起こった女性の失踪事件を第一に疑われたジョゼフ（ダミアン・ボナール）。そして「夫を裏切る妻」は、そのジョゼフと不倫関係にあるアリス（ロール・カラミー）。「秘密を持つ夫」は、アリスの夫ミシェル（ドゥニ・メノーシェ）であり、どうやら出会い系のネットで不倫をしている様子…。見知らぬ人たちが予期せぬ形で繋がり、小さな町で始まった小さなミステリーが、世界をまたぐストーリーへと発展していく。それぞれの場面が伏線となっており、クライマックスで偶然の輪がつながる。

キービジュアルには、吹雪の中で“死体”らしき人間を背負う“ある男”の姿が収められる。果たして、この男が犯人なのか？

『悪なき殺人』
12月3日（金）より、新宿武蔵野館ほか全国順次公開
監督：ドミニク・モル
出演：ドゥニ・メノーシェ　ロール・カラミー　ダミアン・ボナール　ナディア・テレスキウィッツ　バスティアン・ブイヨン　ギイ・ロジェ・“ビビーゼ”・ンドゥリン　ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ
配給：STAR CHANNEL MOVIES

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