秋元康「ぐしゃぐしゃなラブコメが出来ました」、濱田岳「とてもチャレンジング」ドラマ「じゃない方の彼女」10月放送!

ドラマ「共演NG」を手掛けた秋元康が企画・原作を務め、濱田岳が主演する完全オリジナルドラマ「じゃない方の彼女」が、10月よりテレビ東京にて放送されること決定した。

お笑い芸人の目立たない方、みんなが選ぶものとは違う方、クラスの主役じゃない方、モテない方…実は世の中の多くの人が何かの「じゃない方」。本作は、どこにでもいる普通の人生を送ってきた“じゃない方”の男性にスポットライトを当て、妻“じゃない方の彼女”との不倫を描く。

魅力的な女性との出会いにジタバタする“じゃない方の男”を演じるのは実力派俳優・濱田岳。演出は現在放送中の「来世ではちゃんとします2」、ドラマ「東京ラブストーリー」、映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』など数多くの話題作を手掛けるヒットメーカー・三木康一郎が手掛ける。企画・原作は第一線で活躍し続け、「あなたの番です」や「漂着者」など話題ドラマを生み出してきた秋元康。今まで、様々な社会現象を巻き起こしてきた不倫ドラマを秋元康ならではの着眼点で描く、全く新しい不倫コメディが誕生する。

主人公、小谷雅也を演じるのは、圧倒的演技力で見るものを魅了する濱田岳。「インハンド」や「釣りバカ日誌」など数々の人気作に出演し、最近ではギャラクシー賞2021年度7月度月間賞を受賞した「シェフは名探偵」にも出演、映画『喜劇 愛妻物語』などの演技が評価され、第12回TAMA映画賞では最優秀男優賞を受賞した経歴を誇る。今回は、今まで人生のスポットライトを浴びたことがなかった地味で真面目な男・小谷雅也を演じる。愛する妻と娘に囲まれて、大学の准教授として真面目に暮らしてきた男に訪れた人生の転機。偶然出会ってしまった“運命の相手”はまさかの教え子だった…。不倫はダメだと思いながらも、天然魔性な女子大生に翻弄され、運命に抗おうとする姿は必見。今まで見たことのない、新しい濱田岳を見せる。

■秋元康(企画・原作) コメント
何年か前に、ある漫才コンビについて話していたスタッフが、『じゃない方!』『じゃない方!』と叫んでいるのを見て驚いたことがあります。コンビのどちらかの名前を失念していたなら、『ボケの方』とか『ツッコミの方』というか、『上手(かみて)の方』『下手(しもて)の方』と呼べばいいのに…。『面白い方』『面白くない方』という意味なのか、『顔が知られている方』『顔が知られていない方』という意味なのか、残酷な言い方だなぁと思っていたら、当の本人たちは、むしろ、愛おしさを込めて呼んでいることに気づきました。漫才という話芸に於いて、それぞれ立場の異なる役割を理解した上での発言だったのです。言い方を変えれば、人間は、みんな、何かの『である方』であり、何かの『じゃない方』だと思います。そんな言葉遊びの延長線上でドラマを企画しました。とある男性の前に、2人の素敵な女性が現れたら、どちらが『である方』であり、どちらが『じゃない方』になるのか?それが、また、厄介なことに、時間差で現れたとしたら?もっと、面倒くさいことに、結婚してから現れたら?奥さん?彼女?どっちが『じゃない方』?要するに、ぐしゃぐしゃなラブコメが出来ました。

■濱田岳(小谷雅也役) コメント
これまで演じてきたことのない役柄で、とてもチャレンジングだなと感じました。台本を初めて読んだとき、これまでにない新しいジャンルのドラマを作ろうというスタッフの皆様の高い目標、それにチャレンジしようという気概を感じ、とても勇気をもらいました。新しい形のコメディドラマとして、温かい目で見て、楽しんで頂けたら嬉しく思います。

「じゃない方の彼女」
10月スタート 毎週月曜 夜11時06分〜
地上波放送終了後、動画配信サービス『ひかりTV』『Paravi』にて配信
監督:三木康一郎 根本和政 岸川正史
企画・原作:秋元康
脚本:服部隆 モラル 青塚美穂
出演:濱田岳

【ストーリー】 特別目立つことのない人生を送ってきた、いわゆる「じゃない方」男性の大学准教授の小谷雅也(濱田岳)。美人妻と子供に囲まれた何不自由ない日々を過ごすが…ある日を境に雅也が務める大学に通う女性・野々山怜子との偶然の出会いが連続し、互いに気になる存在に。「偶然が3回、続くと、奇跡が起きるらしいですよ。」そう言い距離を縮めてくる怜子に雅也は距離を置こうとするが、天然魔性な怜子の言動につい心惹かれてしまい、道ならぬ恋の沼にどんどん落ちていく…。

©︎kurigami ©「じゃない方の彼女」製作委員会