スティーヴ・カレル「ムカつくあの女!」民主党VS共和党の代理戦争が勃発!『スイング・ステート』予告編&場面写真

大統領選でトランプに大敗した民主党選挙参謀が、起死回生を狙って田舎の町長選挙で大波乱を巻き起こすドタバタコメディ『スイング・ステート』が、9月17日より公開される。このほど、本作の予告編と場面写真がお披露目となった。

大敗した民主党ヒラリー陣営の選挙参謀ゲイリー・ジマーは、農村部の票を取り戻す秘策として、YouTube動画で話題の人物を田舎の町長選挙に立候補させる。すると共和党は、対立候補の元にゲイリーの宿敵=トランプの選挙参謀、フェイス・ブルースターを送り込んできた。その日から、町長選をめぐるゲイリーVSフェイスの戦い、否、民主党VS共和党の巨額を投じた「仁義なき代理戦争」の幕が切って落とされた。

予告編では、小さな田舎の町長選があっという間に全米注目の選挙バトルへと発展していくさまが、笑いとともにスピーディーに展開していく。精鋭を集めた選挙分析チームと最新鋭の機器を持ち込んで万全を期し、さらには候補者のジャック・ヘイスティングス大佐(クリス・クーパー)を飛行機に乗せ、なぜか遠く離れたニューヨークでセレブたちを集めた集金パーティーを開き、「これで金は思うがまま」とその敏腕な選挙参謀ぶりを見せつけるゲイリー・ジマー(スティーヴ・カレル)。しかし、そんな彼の目の前に宿敵フェイス・ブルースター(ローズ・バーン)が対立候補の選挙参謀として現れ、「あなたが絶望すると燃えるの」と頬を舐め回す。そこから状況は一変。テレビの中継のさなかにケンカを始めたり、お互いに大人気ない挑発を繰り返し、候補者そっちのけでヒートアップしていくさまが笑いを誘う。ゲイリーが犬に追いかけられ、演説中に牛に邪魔されたりする場面も差し込まれるなど、可笑しなシーンが満載の映像となっている。

場面写真には、ゲイリーとフェイスがにらみ合う姿や、鋭い視線のジャック、ひそひそ話を聞くフェイス、ぎゅうぎゅうの車内で選挙分析チームがパソコンを開いている姿などが収められる。

『スイング・ステート』
9月17日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷、渋谷シネクイントほか全国公開
監督・脚本:ジョン・スチュワート
出演:スティーヴ・カレル クリス・クーパー マッケンジー・デイヴィス トファー・グレイス ナターシャ・リオン ローズ・バーン
配給:パルコ ユニバーサル映画

【ストーリー】 民主党の選挙参謀ゲイリー・ジマー(スティーヴ・カレル)は、ヒラリー・クリントンが大敗し、打ちのめされていたが、ウィスコンシン州の小さな町役場で不法移民のために立ち上がる退役軍人ジャック・ヘイスティングス大佐(クリス・クーパー)のバズっているYouTube動画を見て、リベラルな演説で人々の胸を打つ、彼こそが中西部で民主党の票を取り戻す、起死回生の秘策だと確信。ゲイリーは、スイング・ステート(激戦州)のウィスコンシンを足掛かりに地盤を広げるべきと党を説得し、単身アポなしで田舎の寂れた町、ディアラーケンへと赴き大佐に民主党からの町長選出馬を要請する。ゲイリー自身が指揮を取ることを条件に大佐は出馬を了承し、大佐の娘ダイアナ(マッケンジー・デイヴィス)や住民のボランティアと、地道な選挙活動がスタート。しかし、対立候補の現役町長ブラウンに、共和党が宿敵、トランプの選挙参謀フェイス・ブルースター(ローズ・バーン)を送り込む。その日から、ディアラーケン町長選をめぐるゲイリーVSフェイスの戦い、否、民主党VS共和党の巨額を投じた「仁義なき代理戦争」の幕が切って落とされた。選挙資金の調達やテレビCMの応酬など、あの手この手で抗争がエスカレート!果たして次期政権を懸けた、なりふり構わない選挙戦の行方やいかに?

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