7月17日に閉幕した第74回カンヌ国際映画祭にて正式出品された、ジャスティン・チョン監督・脚本・主演、アリシア・ヴィキャンデル共演作『Blue Bayou(原題)』が、2022年に公開されることが決定した。併せて、アメリカ版予告編がお披露目となった。
本作は、映画『トワイライト』シリーズで俳優として知られ、監督としても2017年サンダンス映画祭観客賞NEXT部門、2018年インディペンデント・スピリット賞Someone to Watch Awardなど数々の賞を受賞したジャスティン・チョンが、監督・脚本・主演を務める愛と感動の物語。韓国で生まれ、わずか3歳で遠くアメリカに養子に出された⻘年が、強制送還され、二度と戻れない危機に瀕したらどうするか?不器用な生き方しかできない男、大きな愛で支えようとする女、父親を失う不安を抱える少女。家族を襲う不幸に3人は打ち勝つことができるのかを美しい映像と共に力強く描ききる。共演は、2015年『リリーのすべて』でアカデミー賞助演女優賞を受賞したアリシア・ヴィキャンデルが務める。
▲カンヌ国際映画祭レッドカーペット写真
本作は2021年カンヌ国際映画祭ある視点部門に正式出品され、8分間におよぶスタンディングオベーションで喝采を浴び、各国メディアから絶賛された。
アメリカ版予告編では、幸せに暮らす3人の家族が不幸に見舞われるも、そこから必死に抜け出そうとする姿が感動的に映し出される。
『Blue Bayou(原題)』
2022年 全国公開
監督・脚本・出演:ジャスティン・チョン
出演:アリシア・ヴィキャンデル マーク・オブライエン リン・ダン・ファム エモリー・コーエン
配給:パルコ ユニバーサル映画
【ストーリー】 韓国で生まれ、3歳の時に養子としてアメリカに連れてこられたアントニオ(ジャスティン・チョン)は、シングルマザーのキャシー(アリシア・ヴィキャンデル)と結婚し、娘のジェシーと3人で貧しいながらも幸せに暮らしていた。ある時、些細なことで警官とトラブルを起こし逮捕されたアントニオは、30年以上前の書類の不備で移⺠局へと連行され、強制送還されて二度と戻れない危機に瀕してしまう。キャシーは裁判を起こして異議を申し立てようとするが、最低でも費用が5千ドルかかることがわかり途方に暮れる。家族と決して離れたくないアントニオはある決心をする。
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