アイナ・ジ・エンド「今まで歌ったことないような曲調」インスパイアードソングを書き下ろし!コラボ企画が始動!『孤狼の血 LEVEL2』

第42回日本アカデミー賞を総なめにした白石和彌監督、役所広司、松坂桃李、江口洋介共演の映画『孤狼の血』の続編『孤狼の血 LEVEL2』が、8月20日より公開される。このほど、本作がアーティストや漫画、現代アート、ファッション、youtuber、ゲームアプリなど様々な他ジャンルとコラボレーションしていく企画「コロウノチVS(バーサス)」が始動することが発表され、その第1弾としてアイナ・ジ・エンドによる書き下ろし楽曲であるインスパイアードソング「ロマンスの血」が誕生、そして本楽曲とのコラボレーション動画がお披露目となった。

映画完全オリジナルストーリーとなる本作の舞台は前作から3年後。広島の架空都市・呉原市の裏社会を治めていた伝説の刑事・大上章吾(役所広司)亡き後、その遺志を受け継いだ若き刑事・日岡秀一の“その後”を描く。

コラボレーション企画「コロウノチVS(バーサス)」第1弾となるのは、楽器をもたないパンクバンドBiSHの一員でありながら、ソロでも多数の楽曲を発表し、若者を中心に絶大な支持を誇るアイナ・ジ・エンド。独自の路線を突き進み個性を発揮し続ける彼女は、前作『孤狼の血』も鑑賞し、作品のカッコよさ、そのインパクトに好感を抱いていたことから、今回のコラボが実現した。早速本作をみた彼女は、映画への想いを込めてアイナ自ら楽曲を書き下ろし、亀田誠治がサウンドプロデュースを担当することで、アイナが歌う「ロマンスの血」というインスパイアードソングが誕生した。登場するキャラクターに共感し、そこにアイナの想いが乗った楽曲となっている。

本楽曲にのせて映画本編映像を使用したコラボレーション動画は、アイナの歌声とマッチした疾走感あふれる映像が映画本編への期待をさらに膨らませる。

■アイナ・ジ・エンド コメント
これまで映画を絡めての楽曲書下ろしというものがなかったので、インスパイアードソングのオファーをいただいてとてもびっくりしました。前作『孤狼の血』も観ていて、役所広司さんをはじめ男の色気を感じるかっこいい映画だと思っていましたが、今回『孤狼の血 LEVEL2』を観て、「久々にとんでもないものを観た」というのが一番の感想でした。スリル満点な場面の連続なのに、どこか人間の生々しさや暖かい部分が垣間見えて、目を離すことができませんでした。映像の破壊力が凄かったので、音楽は映画に華を添えるような形でつくることを意識して、(鈴木亮平さん演じる)葛藤を抱える上林をはじめ色々なキャラクターにも共感することができて、スラスラと作詞作曲ができました。また編曲を担当された亀田誠治さんもこういったジャンルの映画が好きだとおっしゃっていて、レコーディングもノリノリで楽しかったです。自分が今まで歌ったことないような曲調にも挑戦しています。めちゃめちゃ張り上げるわけでもないのに悲鳴っぽく聞こえるというか。上林のように暴れたくても暴れられない、自分の中での葛藤を悲鳴のような形で歌い上げました。人間としてこいつはどうしようもないなと、呆れてしまうシーンも多いですがなぜか憎めない。女性は母性を感じてしまうようなところもあると思うので、そういう観点から映画を観ても楽しいと思います。

■白石和彌(監督) コメント
孤狼から超カッコいい曲が生まれた!「ロマンスの血」を聞いたら、あのキャラクターやあの場面を膨らませて、スピンオフを作りたくなる!そう、なんもかんもぶっ飛ばして生きなきゃ損!アイナさんありがとうございます!

『孤狼の血 LEVEL2』
8月20日(金) 全国公開
監督:白石和彌
原作:柚月裕子「孤狼の血」シリーズ
脚本:池上純哉
音楽:安川午朗
出演:松坂桃李 鈴木亮平 村上虹郎 西野七瀬 音尾琢真 早乙女太一 渋川清彦 毎熊克哉 筧美和子 青柳翔 斎藤工 中村梅雀 滝藤賢一 矢島健一 三宅弘城 宮崎美子 寺島進 宇梶剛士 かたせ梨乃 中村獅童 吉田鋼太郎
配給:東映

【ストーリー】 舞台は前作から3年後。広島の裏社会を収めていた伝説の刑事・大上亡き後、その遺志を受け継いだ若き刑事・日岡秀一(松坂桃李)。権力を用い、暴力組織を取り仕切っていた日岡だったが、出所してきたたった一人の“悪魔”によって事態は急転していく…。

©2021「孤狼の血 LEVEL2」製作委員会