イギリスで最も美しいと称えられる湖水地方を舞台に、世界で一番愛されるウサギを主人公にしたビアトリクス・ポター原作の絵本を、2018年に初めてハリウッドで実写映画化し全世界興行収入が386億円を超える大ヒットを記録した『ピーターラビット』の続編『ピーターラビット２／バーナバスの誘惑』が、6月25日より公開される。このほど、6月16日に表参道ヒルズ本館B3Fのスペース オーにて、ウサギ“超”まみれイベントが開催され、日本語吹替を担当した千葉雄大、哀川翔、カジサックが登壇した。

60羽のウサギが放たれたウサギ型のグリーンステージに登場したゲスト陣。前作に引き続き主人公ピーター役の声を担当した千葉は、役が決まったことについて「純粋にうれしかったですし、前作を観ていただいた方から『すごく面白かった』とおっしゃっていただいたり、僕もDVDで見返してすごく元気が出るパワフルな映画だなと思ったので、また皆さんに元気をお届けできるのがうれしい」とコメントした。

千葉のコメント中、なぜか千葉の足元にウサギたちがワラワラと集まる場面も。足元の異変に気がついた千葉は、「足元に…（笑）。ちょっと気もそぞろになっちゃって（笑）」と満面の笑みを浮かべ、「うさぎに懐かれる体質なんで、声を担当することができてうれしかった」と笑顔で語った。

地下組織のボス・バーナバス役の哀川は、本作が声優初挑戦。「初めてで緊張感もあった」そうだが、「ワル役なので、すんなりいきましたよ」と笑顔。

隣で「さすが！」と哀川をヨイショするカジサックも、地下組織の子分・ネズミのサムエル役で声優に初挑戦。「話が長い、おじいちゃんネズミの役」ということで、「うちの会社に宮川大助・花子師匠がおりまして、大助師匠がサムエルとまんま一緒」だとし、「昔、漫才の話を聞いたときに、6時間も熱弁されて、最終的には宇宙の話になっていた。だから大助師匠を見て、勉強してサムエルを演じた」ことを明かした。

最後に行われた心理ゲームで、モフワル度が100％になった千葉。「魔性のカリスマタイプ。敵にしてはいけない人」と診断されると、「悪い気はしないですね、ちょっと良いですね（笑）」と不敵な笑みを浮かべていた。

『ピーターラビット２／バーナバスの誘惑』
6月25日（金） 全国ロードショー
監督：ウィル・グラック
出演：ドーナル・グリーソン　ローズ・バーン
声の出演：ジェームズ・コーデン　マーゴット・ロビー　エリザベス・デビッキ
日本語吹替版キャスト：千葉雄大　哀川翔　浅沼晋太郎　安元洋貴　鈴木達央　森久保祥太郎　木村昴　千葉繁
配給：ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

【ストーリー】　前作から3年。ついに、ビアとマグレガーが結婚することに。ここ湖水地方で、ピーターはビアとマグレガーと“家族”として仲良く暮らすはずが、父親気取りのマグレガーに叱られ続け、イライラの毎日。元々マグレガーとは犬猿の仲で、ピーターの父親をパイにして食べた因縁の一族のひとりという遺恨もある。「あんなヤツ、父親じゃない！こんな生活ウンザリだ！」我慢の限界を超えたピーターは、湖水地方を飛び出し大都会へ家出してしまう…。そこで出会ったのは、ピーターの父親の親友だったと語るバーナバス。都会でタフに生き抜くバーナバスに父親のような頼もしさを感じるピーター。しかし、人間に恨みを抱くバーナバスは、人家の冷蔵庫から野菜や果物を盗み、都会の動物たちを組織して、人間への復讐の機会をうかがっていた。ある日、バーナバスはイギリス中から市場に集まった最高級ドライフルーツの強奪作戦を計画。認めてもらいたいピーターは、湖水地方の妹や動物の仲間たちをメンバーに加えて作戦に参加する。作戦が成功したかに見えたその時、人間に捕まってしまう妹や仲間たち…。最大の危機にピーターの前に現れたのは…まさかのマグレガー！？