田中圭「お前、何があったんだ!?」山田裕貴のプライベートな相談に絶句!

1998年の長野五輪にて、スキージャンプ団体は悲願の金メダルを獲得した。この栄光を陰で支えた25人のテストジャンパーたちの知られざる感動秘話を、田中圭主演で映画化する『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』が6月18日より公開。このほど、6月9日にスペースFS汐留にて公開直前トークイベントが行われ、主演の田中圭が登壇した。

イベント会場に一人で登場した田中は、「まさか一人だとは思わなかった」とし、「一人なのにマスコミさんが多くて…、ちょっと萎縮しております」と苦笑いを浮かべた。

イベントの中盤から、共演者の古田新太と電話でつながる場面も。舞台の稽古中だったという古田は、「圭が一人ぼっちだというから、あまり友達もいないし寂しいだろうなと思って。まだ、みんな稽古してるのに、早く切り上げて缶ビール買ってきた」と、晩酌しながらの参加であることを明かした。

共演者の山田裕貴とのエピソードトークになると、田中は「一緒にリフトに乗っているときに、プライベートの相談をしてくれる」ことを告白。その内容について「めちゃくちゃ、かわいいんですけど」と前置きし、「圭さんて、女性と接するとき、どういうところを見るんですか?」と聞かれたそうで、「お前、何があったんだ!?」と、心配になったことを明かした。

最後に挨拶した田中は、2度の公開延期を経た本作について「6月18日に公開できることにホッとしている」としながらも、「まだ、もう一回延期になるんじゃないか?」と本音もポロリ。そして「こんなに長く、僕たちの手元から離れていかなった作品はないので、手放すのも“寂しうれしい”」と述べてイベントを締めくくっていた。

『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』
6月18日(金) 全国公開
監督:飯塚健
脚本:杉原憲明 鈴木謙一
主題歌:MISIA「想いはらはらと」
出演:田中圭 土屋太鳳 山田裕貴 眞栄田郷敦 小坂菜緒(日向坂46) 落合モトキ 濱津隆之 古田新太
配給:東宝

【ストーリー】 1998年長野五輪。日本スキージャンプチーム・通称“日の丸飛行隊”は国民の期待を一身に背負ってラージヒル団体で日本初の金メダルを狙っていた。そこに、エース原田(濱津隆之)のジャンプを特別の想いで見守る男がいた。元日本代表・西方仁也(田中圭)だ。前回大会・リレハンメル五輪で西方は原田とともに代表選手として出場。西方は日本代表最高飛距離135mを飛び、金メダル目前だったが、原田がジャンプを失敗。銀メダルに甘んじた。西方は4年後の長野五輪での雪辱を誓い練習に打ち込み、代表候補として有力視されていたが、まさかの落選。悔しさに打ちひしがれる中、テストジャンパーとして長野五輪に参加して欲しいと依頼される。テストジャンパーとは、競技前にジャンプ台に危険がないかを確かめ、競技中に雪が降った際には何度も飛んでジャンプ台の雪を踏み固めるジャンパーのこと。西方は裏方に甘んじる屈辱を感じながらも、様々な思いを抱えて集まっていたテストジャンパーたちと準備に取り掛かる。そして、五輪本番。団体戦の1本目のジャンプで、またしても原田が失敗。日本は4位に後退してしまう。しかも猛吹雪により競技が中断。このまま競技が終れば、1本目のジャンプの結果のみで順位が決定してしまう。そんな中、審判員たちの判断は、「テストジャンパー25人が全員無事に飛べたら競技再開する」というものに。奇しくも、日本の金メダルへの道は、西方率いる25人のテストジャンパーたちへ託されたのだった…!

©2021映画「ヒノマルソウル」製作委員会