ロバート・パティンソン&ウィレム・デフォーが狂気と幻想に侵されていく!『ライトハウス』予告編

『ムーンライト』、『ミッドサマー』など次々に斬新で良質な作品を生み出し続ける最も勢いのある制作・配給会社A24が製作を手掛け、ロバート・パティンソンとウィレム・デフォーが初共演する、2020年のアカデミー賞撮影賞ノミネートほか世界中の映画賞を席巻した映画『ライトハウス』が、7月9日より公開される。このほど、本作の予告編がお披露目となった。

本作は、謎めいた孤島にやって来た“二人の灯台守”たちが外界から遮断され、徐々に狂気と幻想に侵されていく、人間の極限状態を恐ろしくも美しい映像で描いたスリラー。

予告編は、灯台守として絶海の孤島へと赴任することになった二人の男の姿を捉えたシーンから始まる。「なぜ木こりが灯台守になろうと?」「皆と同じです、カネを稼いでやり直す」「逃避か」。繰り広げられるのは、ベテランのトーマス(ウィレム・デフォー)の問いかけに、当たり障りのない答えを返す未経験の若者イーフレイム(ロバート・パティンソン)という、上司と新人のよくあるやりとりだった。しかし、そんな平穏な時間は束の間、閉ざされた島では男たちの“恐怖”と“狂気”が満ちていく。「なぜ秘密を喋ったんだ?」という意味深なトーマスの言葉の背景に、海の中で何かを見つけて目を慄くイーフレイム、耳障りな声で高笑いをするトーマス、そして常軌を逸した様子で酒を煽り、踊り狂う二人の姿が映し出されていく。最後にトーマスは問いかける。「この島に来てどれくらいだ?」「5週間か?2日か?」「思い出せんのだよ」狂っているのは、一体どっちなのか?これから始まる不穏と幻想の世界を予感させる映像になっている。

『ライトハウス』
7月9日(金)より、TOHOシネマズ シャンテほか全国公開
監督・脚本:ロバート・エガース
脚本:マックス・エガース
製作:A24
出演:ウィレム・デフォー ロバート・パティンソン
配給:トランスフォーマー

【ストーリー】 1890年代、ニューイングランドの孤島に二人の灯台守がやって来る。彼らにはこれから四週間に渡って、灯台と島の管理を行う仕事が任されていた。だが、年かさのベテラン、トーマス・ウェイク(ウィレム・デフォー)と未経験の若者イーフレイム・ウィンズロー(ロバート・パティンソン)は、そりが合わずに初日から衝突を繰り返す。険悪な雰囲気の中、やってきた嵐のせいで二人は島に閉じ込められてしまう…。

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