お笑い界の鬼才、バカリズムが脚本を、星野源などのMVを手掛ける関和亮が監督を務め、永野芽郁主演でOLたちの熾烈な派閥争いを描いた映画『地獄の花園』が、5月21日より公開される。このほど、4月21日に帝国ホテルにて完成報告謝罪イベントが実施され、キャストの永野芽郁、広瀬アリス、菜々緒、川栄李奈、大島美幸、遠藤憲一、小池栄子が登壇した。

ヤンキー衣装に身を包んでイベント会場に登場したキャスト陣。初めに挨拶した永野は「映画とは言え、暴言を吐き続け、OLのイメージを大きく変えてしまったことを、キャスト・スタッフを代表してお詫びいたします。申し訳ありませんでした！」と深々と頭を下げ、演出の謝罪で会場の笑いを誘った。

劇中で普通のOLを演じた永野は、印象に残る撮影シーンを聞かれると「この格好をしているみなさんに囲まれるだけで、自分が普通じゃない、私だけ浮いてる気がするところから戦わなければいけなかった。精神力の戦いだった」とコメント。アクションに関しては「クランクインの4、5ヶ月前から練習をして」いたそうだが、「広瀬さんと小池さんとは、初めましての状態から殴り合った。普段とは違う距離の詰め方ができた」と撮影を振り返った。

「もしOLになったら、どの部署に配属されたいか？」との質問に、永野は「営業部」と即答。「ご挨拶するのが好きなんですよ。仲良くなれそうじゃないですか？ 人の良さを伝えるのも上手くなりたいので」とその理由を明かした。広瀬は事前にネットでOLが配属される部署を調べたそうで「楽なのが良かったんですけど、どれも大変そうで…。何でも良いです（笑）」と苦笑い。菜々緒は「役で人事と秘書をやったことがあるので、その2つなら頑張れる」と語っていた。

『地獄の花園』
5月21日（金） 全国ロードショー
監督：関和亮
脚本：バカリズム
出演：永野芽郁　広瀬アリス　菜々緒　川栄李奈　大島美幸　松尾諭　丸山智己　勝村政信　遠藤憲一　小池栄子
配給：ワーナー・ブラザース映画

【ストーリー】　普通のOL生活を送る直子（永野芽郁）の職場では、裏で社内の派閥争いをかけOL達は日々喧嘩に明け暮れている。ある日、一人のカリスマヤンキーOL（広瀬アリス）が中途採用されたことをきっかけに、全国のOL達から直子の会社は狙われることに。テッペンをかけた争いから直子は平穏無事なOLライフを全うすることができるのか！？

©2021『地獄の花園』製作委員会