松岡茉優「身の引き締まる思い」過去編で20代の主人公を熱演!吉田羊 × 國村隼「生きるとか死ぬとか父親とか」

“人生相談の名手”ことジェーン・スーの同名エッセイを、吉田羊と國村隼のダブル主演でドラマ化する「生きるとか死ぬとか父親とか」が、4月9日よりテレビ東京にて放送される。このほど、追加キャストとして、松岡茉優が20代のトキコ役で出演することが発表された。

主人公・蒲原トキコは20年前に母を亡くし、今では父の蒲原哲也がたった一人の肉親。愛嬌はあるが破天荒な70代の父、独身で勝気な40半ばの娘。ひとたび顔を合わせればギクシャクし一度は絶縁寸前までいった二人だが、今では時々外食しながら話をする関係である。そんなある日、トキコは父についてのエッセイを連載することになった。ネタ集めのため父に会うたびいろいろな家族の思い出を聞く。しかしそれは楽しい記憶ばかりではない。母との出会い、全財産の喪失、そして他の女性の影…。本作は、父への愛憎と家族の表裏を描く、普遍にして特別な家族の物語。

新たなキャストとして、蒲原トキコ(吉田羊)とその家族の過去の物語に登場する20代のトキコを演じるのは、ドラマ「ウチの夫は仕事ができない」、「おカネの切れ目が恋のはじまり」、『蜜蜂と遠雷』、『劇場』と数多くの映像作品に出演する若手実力派女優・松岡茉優。現在と過去とが交差する本作。「人生とは?」、「家族とは?」、大人になったからこそ、あの頃には考えもしなかったことが分かるようになっていく。一緒に暮らしていく中で、価値観の違いで起きる衝突もあれば、心から笑いあえる楽しさもあり、家族だからこそ見えてくるリアルな情景を描き出す。今のトキコと父の関係を形作る過去の家族の物語に、そして松岡演じる20代のトキコに注目だ。

■松岡茉優(20代のトキコ役) コメント
台本を読ませて頂き、「普通の家族なんてないですよ」というセリフにとても惹かれました。私のセリフではないのですが物語のテーマと捉えました。また、今回吉田羊さんの20代を演じさせて頂けること、身の引き締まる思いです。 羊さんの演じられた現代のトキコを拝見することで、イメージが膨らみました。そして、國村隼さんと親子役をできることが私の人生にあるのだなあと思いました。とても豊かな時間で、たくさんのことを教えて頂きました。トキコと似た想いを持って過ごされてる方々に、幅広く届くことを願っています。きっと、自分のことを許せたり、少しだけ大事に出来るようになると思うのです。私は回想シーンのみの出演なので、ドラマの完成がとても楽しみです。

「生きるとか死ぬとか父親とか」
4月9日(金)深夜0時12分~テレビ東京系にて放送
監督・シリーズ構成:山戸結希
監督:菊地健雄
原作:ジェーン・スー「生きるとか死ぬとか父親とか」
脚本:井土紀州
出演:吉田羊 國村隼 松岡茉優 DJ松永(Creepy Nuts) オカモト“MOBY”タクヤ(SCOOBIE DO) 森本晋太郎(トンツカタン) ヒコロヒー

©「生きるとか死ぬとか父親とか」製作委員会