2004年に第1作を発売して以降、16年を経た今なお確実にファンを増やし、6月30日時点でシリーズ累計販売本数6,400万本を誇る大ヒットゲームシリーズを、ミラ・ジョヴォヴィッチ主演、トニー・ジャー共演で実写映画化する『モンスターハンター』が、3月26日より公開される。このほど、3月4日に東京国際フォーラムにてジャパンプレミアムトークショーが開催され、日本語吹替キャストの本田貴子、松坂桃李、本編キャストの山崎紘菜が登壇。オンラインで主演のミラ・ジョヴォヴィッチ、ポール・W・S・アンダーソン監督が参加した。
本作でトニー・ジャーが演じたモンハン語を話すハンター役の吹き替えを担当した松坂。“日本語を一切話さない日本語吹き替え”に挑戦したことに、「ハッキリした言葉がなくて。非常に大変だった」とし、日本のスタッフと話し合いながら、「こうじゃないか? という予想をたてて、トニーさんの表情を見ながら声を入れた」ことを明かした。
アフレコ時に本編を観たという松坂は「自分もあの世界観に行ってみたい」と懇願しつつ、「どこまでがCGなのか、すごい気になります…」と興奮気味。これに対して本編キャストの山崎が「モンスターは全部CGです(笑)」と冗談めかして返すと、松坂も「ですよねー(笑)」と笑顔で照れ笑いを浮かべていた。
イベントの後半には、主演のミラ・ジョヴォヴィッチと、ポール・W・S・アンダーソン監督がオンラインで参加。アンダーソン監督は公開を前に「ワクワクしている。10年前に大好きになったゲームの映像化。日本のみなさんに観ていただけるのが楽しみ!」と話すと、ジョヴォヴィッチも「今回は日本に行けなくて残念。日本に行くことが人生のハイライト。最高の瞬間なんです。また日本に行きたい!」と興奮気味に語った。
日本語吹き替え版を観たというジョヴォヴィッチは、松坂の声について「母国語じゃない言葉を話すのは大変。素晴らしかった」と絶賛し、「トニーから電話が来て、『次回から吹き替えを全部やってくれ』とお願いされるのでは!?」と推測。これに対して松坂は「やりたいです!」と即答し、次回作への出演にも意欲を見せつつ「まずはお二人と一狩りしたい!」とゲーム版「モンハン」に誘っていた。
『モンスターハンター』
3月26日(金) 全国公開
監督・脚本:ポール・W・S・アンダーソン
出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ トニー・ジャー ティップ・“T.I”・ハリス ミーガン・グッド ディエゴ・ボネータ ジョシュ・ヘルマン オウヤン・ジン 山崎紘菜 ロン・パールマン
日本語吹替キャスト:本田貴子 松坂桃李 大塚明夫 杉田智和 宮野真守 井上麻里奈 中村悠一 花江夏樹
配給:東宝 東和ピクチャーズ
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