ムロツヨシ「この物語の父になりたいと思った」映画“初”主演!『マイ・ダディ』今秋公開!

これまでに『嘘を愛する女』、『ブルーアワーにぶっ飛ばす』等、多くの良質な作品を世に生み出してきた映像クリエイター支援プログラム「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM」の2016年準グランプリ受賞企画『ファインディング・ダディ』が、映画初主演となるムロツヨシ主演で、タイトル『マイ・ダディ』として今秋に公開されることが決定した。

本作は、監督・脚本を務める映像作家の金井純一が2016年に開催された第2回「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM」において、総応募数422作品の中から準グランプリを受賞した企画『ファインディング・ダディ』を、Hulu配信ドラマ「ミス・シャーロック/Miss Sherlock」などの脚本を手掛ける及川真実との共同脚本で映画化される。

金井監督は、大学在学中からドキュメンタリーをはじめとした映像作品を制作、短編映画の監督を経て、2013年劇場長編映画を初監督。月川翔や三木孝浩、落合賢や瀬田なつき等、気鋭の映像作家が在籍するSDPに所属し、テレビドラマ・CM・ミュージックビデオ・舞台演出と活動の場を広げ、海外・国内の映画祭でも数々の映画賞を受賞、脚本家・監督として高い評価を受けている。2020年には、あいみょんが作詞作曲したDISH//の楽曲「猫」を原案にドラマ化した「猫」の監督・脚本を務め、大きな反響を呼んだ。

主人公・御堂一男を演じるのは、役者を始めて25年、今年45歳を迎える俳優・ムロツヨシ。2005年、本広克行監督作『サマータイムマシン・ブルース』で映画デビューして15年、大ヒット中の『新解釈・三國志』や『銀魂』シリーズ、『50回目のファーストキス』など常連となっている福田雄一監督作、矢口史靖監督作『ダンスウィズミー』、犬童一心監督作『最高の人生の見つけ方』など今年1月時点で、累計44本の映画作品に出演。2018年に放送された連続ドラマ「大恋愛~僕を忘れる君と」では、恋人に寄り添う健気な明るさで、これまでとは違う新たな一面を見せ、世の中の女性陣を虜にした。さらに「親バカ青春白書」では主演を務め、コミカルながらも真っすぐな役柄に、幅広い世代から支持を得た。また、自ら脚本・演出・出演する舞台「muro式」を開催するなど、映像だけに留まらず幅広い分野で活躍を見せる。そんなムロツヨシが、本作で満を持して映画初主演を務め、愛する娘を救おうと奔走する、お人好しで誠実な父親を熱演する。

■ムロツヨシ(御堂一男役) コメント
この物語の父になりたいと思いました。この役というより、この父になりたいと。こういう話があるんだけど、と渡された台本。2時間後に「やらせてください」と連絡していました。それから数年かかってしまって、なんちゃらウィルスのため撮影も延期。それでもここで、この映画制作のお知らせができることに、ただただ喜んでいます。この父をやりきってきました。どうか、どうか、覚えておいてください。そして観たいという期待を持ってください。ムロツヨシです。

■金井純一(監督・脚本) コメント
人々の心を動かす映画を作るためには、俳優とタッグを組むことが不可欠だと思っています。今回、ムロツヨシさんとタッグを組ませていただきました。しかもムロさんにとって、この作品が映画初主演となる。この映画だけは、絶対に失敗できない。監督として尋常じゃないプレッシャーのもと、撮影に臨みました…と言いたいところですが、ムロさんのお人柄もあり、とてもいい緊張感の中で撮影ができました。映画のテーマは「愛」。脚本に4年以上かけました。最高のキャスト・スタッフで、最高の映画ができました。映画の中に、今まで見たことのないムロさんがいます。だいぶハードルを上げていますが、それを超えていける映画だと思います。『マイ・ダディ』ぜひ、期待して待っていてください。

『マイ・ダディ』
今秋 全国ロードショー
監督・脚本:金井純一
脚本:及川真実
出演:ムロツヨシ
配給:イオンエンターテイメント

【ストーリー】 小さな教会の牧師・御堂一男(ムロツヨシ)は、中学生になる一人娘を男手ひとつで育てている。一男は優しく、面白く、お人好しで誠実な父親。8年前に最愛の妻を亡くして以来、苦労が無いと言ったら嘘になるし、決して裕福とは言えないけれど、幸せな日々を送っている。なぜなら、牧師というみんなから慕われる仕事があるから(儲からないけど…)、自分を頼りにしてくれる職場もあるから(バイトだけど…)、そして何より可愛い娘が素直な良い子に育ってくれているから(今はちょっぴり難しい年頃だけど…)、だから一男は幸せだった。娘が病に侵されるまでは…。

©2021「マイ・ダディ」製作委員会