田口清隆監督「もう二度とやりたくない」俳優ワークショップが舞台のZ級SFホラー『12人のイカれたワークショップ』2021年公開!

『ウルトラマン』シリーズやドラクエを題材とした本田翼主演ドラマ「ゆうべはお楽しみでしたね」等で知られる監督・田口清隆が、俳優ワークショップを舞台にSF要素を盛り込みイカれたZ級作品へと仕立てた映画『12人のイカれたワークショップ』が、2021年に公開されることが決定した。併せて、場面写真がお披露目となった。

本作は、実際に行われた俳優ワークショップをドキュメンタリー的に追った映像をベースとしながら、『日々ロック』、『劇場版ファイナルファンタジーXIV光のお父さん』等で脚本を手掛け、今年5月に急逝した脚本家・吹原幸太のワークショップ課題映画脚本のSFホラーパートが重なった二重構造となる意欲作。

中学教師・河中奎人が迎える、初めて担任を持った生徒たちの卒業式で、チャイムが鳴り響いた途端、学校中の生徒たちが姿を消した。教頭の青山は「みなさんの役目は終わりです」と銃を乱射し始め、体育教師の安保は鉄パイプを振り回し次々と教師を襲っていく。そんな中、用務員の栗橋が「上位存在」について、そして今からなすべきことを告げる。「音を聞く者、知識を得る者、そして法則を知る者に会え!」教師の河中、上條、千々岩らは、この不条理極まりないゲームに身を投じ、上位存在とは何かを知るべく、外界から閉ざされた校内を彷徨うのだった…。というワークショップの課題映画へ向け奮闘する、12人の俳優たちのストーリー。

場面写真には、頭に謎のヘッドセットを装着し血まみれの教師たちに押さえつけられる主人公・河中や、次々と起こる不可解な現象に翻弄される登場人物たちの姿が収められる。

■田口清隆(監督) コメント
この映画の撮影以降、ワークショップをやるのが辛くなってしまいました。こんな事をしてしまった以上、もう何をやればいいのか、そもそもワークショップとは何なのか、分からなくなってしまったからです。これは俳優という生き物と本気でぶつかり合った日々の記録。本気で傷つけ合った戦いの記録。もう二度とやりたくありません。

■青柳尊哉(ナレーション) コメント
ボクは何を見たのだろう?ワークショップという俳優が裸にならざるを得ない空間を盗み見たのか?それとも演じている俳優にこちらが見られていたのか?見えていないのに見えているのは、田口監督と真正面から闘う人間の生き様。見られていることも忘れ、裸の俳優と監督がそこにいる。脆く美しい姿に心が揺さぶられる。

『12人のイカれたワークショップ』
2021年 全国順次公開
監督:田口清隆 島崎淳
課題映画脚本:吹原幸太
出演:河中奎人 上條つかさ 千々岩北斗 波多野美希 中野杏莉 安保匠 カンナ 相馬絵美 大村織 甲川創 青山真利子 栗橋勇
ナレーション:青柳尊哉
配給:Atemo

【ストーリー】 中学教師・河中奎人が迎える、初めて担任を持った生徒たちの卒業式。不協和音のようなチャイムが鳴り響いた途端、学校中の生徒たちが姿を消した。教頭の青山は「みなさんの役目は終わりです」と銃を乱射し始め、体育教師の安保は鉄パイプを振り回し次々と教師を襲っていく。そんな中、用務員の栗橋が「上位存在」について、そして今からなすべきことを告げる。「音を聞く者、知識を得る者、そして法則を知る者に会え!」教師の河中、上條、千々岩らは、この不条理極まりないゲームに身を投じ、上位存在とは何かを知るべく、外界から閉ざされた校内を彷徨うのだった…。というワークショップの課題映画へ向け奮闘する、12人の俳優たちのストーリー。

©「12人のイカれたワークショップ」製作委員会