デスマッチのカリスマ、葛西純の壮絶な半生を追ったドキュメンタリー『狂猿』5月公開!

プロレスラー、葛西純の壮絶な半生を追ったドキュメンタリー『狂猿』(読み:きょうえん)が、2021年5月に公開されることが決定した。併せて、特報映像がお披露目となった。

本作は、デスマッチのカリスマと呼ばれ国内外における知名度・人気・カリスマ性の全てにおいてトップの座に君臨し続けるプロレスラー“葛西純”がデスマッチにかけた半生、半年にわたる長期欠場から、コロナ禍における未曾有の事態の中リングへの復帰を一年にわたり密着したドキュメンタリー映画。

監督は、『オールディックフォギー/歯車にまどわされて』や『THE COLLECTORS~さらば青春の新宿JAM~』、さらには、eastern youth、THA BLUE HERB、忘れらんねえよらのミュージックビデオも手掛けてきた川口潤が務める。

カルチャーサイト「Real Sound Book」では、2019年12月より連載している葛西の自伝が、「葛西純 自伝『CRAZY MONKEY(クレイジー・モンキー)』」として書籍化される。

『狂猿』
2021年5月 シネマート新宿・心斎橋ほか公開、以後全国順次公開
監督・撮影・編集:川口潤
出演:葛西純
配給:SPACE SHOWER FILMS

【作品概要】 1998年のデビューから“デスマッチ第三世代”として2000年代のデスマッチシーンを席巻。現在に至るまで国内外における知名度、人気、カリスマ性の全てにおいてトップの座に君臨し続けるプロレスラー・葛西純。愛称:狂猿(クレイジー・モンキー)としてリングに強烈なインパクトを与え続ける彼のことを、人は“デスマッチのカリスマ”と呼ぶ。2019年夏ごろから悩まされていた腰椎椎間板と頚椎椎間板ヘルニアの併発により、長期欠場を決断。同年12月25日、自身のプロデュース興行を最後に長期欠場に入った。復帰を誓いコンディションの調整を…とモチベーションを高く迎えた2020年。カリスマ不在のリングに新型コロナウイルスというエンターテインメント業界そのものを脅かす未曾有の事態が襲いかかる。緊急事態宣言明けの6月10日。多くの団体が未だ興行に二の足を踏む中、FREEDOMSは意を決し開催した有観客興行。そしてこの日は誰もが心待ちにしていた“カリスマ復活の日”となるのだが、そこにはこれまでのプロレスのあり方とは全く違う景色が広がっていた。人々の記憶に強烈に残る葛西純のデスマッチに対する美学。彼が歩んできた壮絶なデスマッチ人生とは相対し、家族に対する愛や、飾り気のないその生き様で多くのレスラーから尊敬され、ファンに愛される葛西純。壮絶なレスラー人生を葛西純と彼の人生を語る上では欠かせない人々の証言で物語る。

©2021 Jun Kasai Movie Project.