2020年12月31日をもって活動を休止する嵐の“今”を切り取ったNetflixオリジナルドキュメンタリーシリーズ「ARASHI’s Diary -Voyage-」が、2019年12月31日より全世界独占配信中。このほど、第18話「11月3日へ」が11月20日午後5時より、第19話「NINO’s Diary」と第20話「7年振りの国立競技場」が11月30日午後5時より同時配信されることが決定し、併せて、予告編と場面写真がお披露目となった。
2020年12月31日、嵐の活動休止までの姿を映し出していく本作は、2019年12月31日から約1年間、毎月配信を予定。これまでのアーカイブ映像に加え、嵐の“今”を切り取った貴重なドキュメンタリーとなる。
嵐は、グループが生まれた特別な日、11月3日に、最新オリジナルアルバム「This is 嵐」をリリース。そして、無観客での開催となった「アラフェス2020 at 国立競技場」のライブPart1&Part2を配信し、さらに、そのライブへの前段として、生配信でファンと楽しむ“嵐会”を準備した。第18話「11月3日へ」では、CDデビューして丸21年が経つこの日を、より“特別”な日にすべく、全力でこの日へ向かう5人の姿を追う。ニューアルバムのタイトル決め、収録曲のセレクト会議、リード曲「do you…?」レコーディング&MV撮影、アルバムジャケット撮影。同時進行で「アラフェス2020 at 国立競技場」のセット打ち、衣装合わせ、リハーサル、幕張メッセに仮設ステージを組んでの通しリハ…と連日怒涛のスケジュールをこなしていく。打ち合わせでのメンバーの発言や提案をトータルな視点で取りまとめていく総合演出・松本の姿、櫻井のRap作成場面など、アルバム制作やコンサート準備の過程では、貴重な5人各々のクリエイティブ面での役割が見られる。特に、大野による振り付け創作に迫った映像は出色。彼が語る言葉のみならず、絵コンテのような図解、自身の頭の中を黙々と具現化していく様子、道のりを目撃できる、いつにも増して濃密かつ必見の内容となっている。
メンバーの個性と人となりに迫るソロエピソードの二宮回、第19話「NINO’s Diary」は、「僕は二宮和也」という本人ナレーションによる導入から“二宮節”が炸裂。“二宮和也”が“嵐の二宮和也”となり、今に至るまでが、独自の切り口で描かれる。自らの運転で、生まれ育った地元を巡り当時の情景をナビゲート。Jr.時代、同じ電車でレッスン場へ通った“総武線”チームの盟友・相葉雅紀と風間俊介が駆けつけ、乾杯する中華料理店。当時を振り返り、たわいのない話で盛り上がり、バッティングセンターへ赴き、ゲームに興じる3人の、昔と変わらない関係性が微笑ましい。そして、作詞作曲、編曲、演奏までを一人で手掛ける彼の楽曲制作についても取り上げ、その才能にも迫る。「友達がいなかったから(笑)」と一人で全ての楽器を演奏するようになった経緯を語り、嵐ライブのテッパン曲である「ファイトソング」「エナジーソング」(いずれも、作曲を二宮が担当)の制作秘話、震災後すぐに作り始めたというソロ曲「どこにでもある唄。」への思いなど、当時のデモ音源も披露しながら、熱く語り倒す。
嵐が「断腸の思い」で延期し、そして無観客での実施を決断した「アラフェス2020 at 国立競技場」。第20話「7年振りの国立競技場」では、Part.1とPart.2、それぞれ内容の違う二つのライブ、そのリハーサル、そして本番収録に密着し、“嵐のエンターテインメント”がどれほどの覚悟と思いで作られているか?と舞台裏に迫る。リハ初日のメインステージに立ち、会場を見渡し「すげぇ!」「いいね!」と写真を撮り合う5人。雨が強く降る中、レインウェアを着込んでのリハ―サル本番収録のオープニングの舞台袖で硬く握手を交わす5人。日が暮れていく空を感じながらのパフォーマンス、その“野外、国立ならでは”の光景を感慨深げに見つめる5人の横顔は印象的だ。中継車や楽屋、ステージ上など、担当スタッフと入念に確認を重ねライブを構築していく、演出を一手に担う松本の妥協を許さない姿勢も克明に映し出される。リハ―サルの合間には、事前収録に向かう今の心境と、「国立競技場からライブを届けること」にこだわったその思いが語られ、11月3日“嵐の日”当日にも、その配信をファンと一緒に見届けた5人が「アラフェスが終わって、11月3日も経て」の心情をリアルタイムで語り、すでに“次”を見据える彼らの決意も明かされる。
Netflixオリジナルドキュメンタリーシリーズ「ARASHI’s Diary -Voyage-」
2019年12月31日(火)より、Netflixにて全世界独占配信中(全20話以上、毎月不定期配信予定)
演出:原田陽介
エグゼクティブ・プロデューサー:藤島ジュリーK. 坂本和隆
出演:相葉雅紀 松本潤 二宮和也 大野智 櫻井翔