イライジャ・ウッドが製作を務め、ティム・ロビンス&スーザン・サランドンの息子マイルズ・ロビンスが主演、アーノルド・シュワルェネッガーの息子パトリック・シュワルツェネッガーが共演するスリラー『Daniel Isn’t Real(原題)』が、邦題『ダニエル』として2021年2月5日より公開されることが決定した。
本作は、内気で繊細な青年と、圧倒的カリスマ性を持つ“空想上の親友”、両極にある二人の恐ろしくも美しい関係を描いた異色スリラー。
主人公ルーク役は、『ショーシャンクの空に』のティム・ロビンスと『デッドマン・ウォーキング』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したスーザン・サランドンを両親に持つ、ハリウッド屈指のサラブレッド俳優マイルズ・ロビンス。ダニエルに翻弄され自己喪失していく難しい役どころを熱演し、第52回シッチェス・カタロニア国際映画祭で男優賞を受賞。初主演映画にして高い評価を集め、若手演技派として注目されている。そして、妖しくも美しいダニエル役には、アーノルド・シュワルツェネッガーの息子であるパトリック・シュワルツェネッガーが扮する。端正な顔立ちながら、“シュワちゃん”の面影も感じさせる親しみやすさで人気急上昇中の注目株だ。本作では、爽やかで愛嬌溢れるこれまでのイメージから一変、妖艶さ漂う謎多き“空想上の親友”役に挑戦。美しさの中に狂気を感じさせるキャラクターで新境地を見せる。異色のラブロマンスから狂乱のクライマックスへ、予想もつかない展開を迎える二人を見事に演じ切った世界的二世俳優同士の熱演に期待が高まる。
製作を手掛けたのは、世界的大ヒットシリーズ『ロード・オブ・ザ・リング』の主演でも知られるイライジャ・ウッド。2010年に制作会社を設立して以来、個性的な作品を精力的に製作し、今や映画ファンからもプロデューサーとして一目置かれる存在だ。監督・脚本を担当したのは、次世代のスリラー/ホラーの担い手として期待を集めるアダム・エジプト・モーティマー。自身も子供の頃に“空想上の親友”を持った経験があり、本作の作り手にふさわしい逸材である。
『ダニエル』
2021年2月5日(金)より、新宿武蔵野館、渋谷ホワイトシネクイント、グランドシネマサンシャインほか全国公開
監督・脚本:アダム・エジプト・モーティマー
製作:イライジャ・ウッド
出演:マイルズ・ロビンス パトリック・シュワルツェネッガー
配給:フラッグ
【ストーリー】 「ダニエル(パトリック・シュワルツェネッガー)」は、ルーク(マイルズ・ロビンス)にしか見えない“空想上の親友”。幼少期のある事件をきっかけにその存在を封印していたルークだったが、時が経ち孤独と不安に苛まれたことで、長年の封印からダニエルを呼び起こす。カリスマ性溢れる美青年の姿で現れたダニエルの助言によって、ルークの生活は一変。何もかもが順調に進み、やがてダニエルが必要なくなっていく。しかしダニエルはそれを許さず、次第にルークの精神を支配しようと動き出す…。果たしてダニエルの目的とは?彼は一体何者なのか?
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