ドラマ「東京ラブストーリー」をはじめ、連続ドラマの金字塔を数多く手掛けてきた脚本家・坂元裕二によるオリジナル脚本を、有村架純と菅田将暉のダブル主演で映画化するラブストーリー『花束みたいな恋をした』の公開日が2021年1月29日に決定した。併せて、予告編とポスタービジュアルがお披露目となり、男女ツインボーカルの3人組グループ、Awesome City Clubのメンバーが出演することも発表された。
本作は、「東京ラブストーリー」、「Mother」、「最高の離婚」、「Woman」、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」、「カルテット」、「anone」などを手掛けた脚本家・坂元裕二が書き下ろした恋愛映画。東京・京王線の明大前駅で終電を逃したことから偶然に出会い、その夜から始まるひとつの恋の5年間の行方と、子供でも大人でもない時期を迷いながら歩んでいく20代の二人の姿が描かれる。
予告編は、東京・京王線の明大前駅で終電を逃し偶然に出会った山音麦(菅田将暉)と八谷絹(有村架純)二人の、その夜をきっかけに始まる奇跡のような人生最高の恋の5年間の行方を映し出す。不思議なほどの共通点にお互いを意識し合い、「話が合うからってだけなのかな?」「友達だって思ってるのかな?」「3回ご飯食べて告白しなかったら、ただの友達になってしまうよって説あるし」「次は絶対に告白しようって」と坂元裕二らしさが溢れる独特な台詞の掛け合いと共に、二人はあっという間に距離を縮めていく。同棲を始め穏やかに過ぎていく幸せな毎日、迷いながらも就活で励まし合う日々など、かけがえのない“最高の5年間”を過ごした二人の行き着く未来に期待が高まる。
本映像に流れる楽曲「勿忘」(読み:わすれな)は、本作を鑑賞し感銘を受けたAwesome City Club(オーサムシティクラブ)が、その時の気持ちをそのまま書き下ろしたインスパイアソング。Awesome City Clubのボーカル、PORIN(ポリン)は、本人役としても初演技を披露しており、劇中のライブリハのシーンでは、メンバー全員も出演する。
ポスタービジュアルには、「何かがはじまる予感がして、心臓が鳴った―」というキャッチコピーに、それぞれ相手を見つめる麦目線、絹目線の印象的な写真が使用されており、オーソドックスでありながら特別感のある不滅のラブストーリーを予感させる。
『花束みたいな恋をした』
2021年1月29日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
監督:土井裕泰
脚本:坂元裕二
出演:菅田将暉 有村架純 清原果耶 細田佳央太 韓英恵 中崎敏 小久保寿人 瀧内公美 森優作 古川琴音 篠原悠伸 八木アリサ 押井守 Awesome City Club PORIN 佐藤寛太 岡部たかし 萩原みのり 福山翔大 萩原利久 片山友希 宇野祥平 佐藤玲 水澤紳吾 オダギリジョー 戸田恵子 岩松了 小林薫
配給:東京テアトル リトルモア
【ストーリー】 東京・京王線の明大前駅で終電を逃したことから偶然に出会った大学生の山音麦(菅田将暉)と八谷絹(有村架純)。好きな音楽や映画がほとんど同じで、あっという間に恋に落ちた麦と絹は、大学を卒業してフリーターをしながら同棲を始める。拾った猫に二人で名前をつけて、渋谷パルコが閉店してもスマスマが最終回を迎えても、日々の現状維持を目標に二人は就職活動を続けるが…。
©️2021『花束みたいな恋をした』製作委員会