2016年の発売以降ロングラン大ヒットを記録し累計45万部という驚異的売り上げを叩き出した、キングコング・西野亮廣による絵本をアニメ映画化した『映画 えんとつ町のプペル』が、12月に公開される。このほど、本作のオープニング主題歌が、L’Arc〜en〜Cielのボーカル・HYDEによる楽曲「HALLOWEEN PARTY-プペルVer.-」に決定し、併せて、振付師・akaneが本楽曲に合わせて踊る「ハロウィン・スモーキーダンス」の制作過程がわかるメイキング映像がお披露目となった。
本作は、いつも厚い煙に覆われ、空を知らない「えんとつ町」を舞台に、えんとつ掃除屋の少年ルビッチと、ゴミから生まれたゴミ人間プペルが巻き起こす、“信じる勇気”の物語。緻密に表現された絵の世界観と、大人も泣ける物語の展開に絵本の人気はとどまることを知らず、東京タワー、エッフェル塔など国内外での絵本展の開催などグローバルな展開を見せてきた。そしてアニメーション制作を担当するのは、圧倒的クオリティと世界観で世界中に多くのファンを持つSTUDIO4℃。もう一歩踏み出したいすべての人に贈る、感動の冒険物語。
オープニング主題歌を担当する、日本を代表するロックバンドL’Arc〜en〜Cielのボーカル・HYDEは、毎年話題となるHYDE主宰のハロウィンイベントのテーマ曲「HALLOWEEN PARTY」を、新たに「HALLOWEEN PARTY-プペルVer.-」として子供たちのコーラスを加えアレンジ。ハロウィンの日の物語である本作の世界観に非常にマッチした楽曲に仕上げた。本楽曲は、10月16日より配信される予定だ。
「ハロウィン・スモーキーダンス」の制作過程がわかるメイキング映像では、絵コンテから、モーション・キャプチャーによって、えんとつ町の住人たちに命が吹き込まれ、振付師・akaneの動きそのままに「ハロウィン・スモーキーダンス」を激しく踊るまでの過程が映し出されている。
■HYDE(L’Arc〜en〜Ciel/オープニング主題歌) コメント
元々「えんとつ町のプペル」が大好きだったので、今回オファーをいただいて本当に嬉しかったです。脚本や絵コンテを見せていただいて、この町でこの曲が流れている雰囲気、えんとつ町の住人が踊っている様子を意識してみんなで意見を出し合ってアレンジをしていきました。ハロウィンがまだ日本に定着してない頃からハロウィンイベントを演っていて、ハロウィンに相応しい楽曲を自分の中で構想して作り上げたのが「HALLOWEEN PARTY」という楽曲です。この曲には僕の夢が詰まっていて、この楽曲を超えるハロウィンソングを作るのは正直難しいなと思っていたところに、今回のオファーがあったので、もう完璧じゃないかと思いました。『映画 えんとつ町のプペル』は今までに無い独特な世界観で、クオリティも本当に高く、この作品に参加できたのは本当に光栄です。
■西野亮廣(製作総指揮・原作・脚本) コメント
ハロウィンソングの中で「HALLOWEEN PARTY」がぶっちぎりでめちゃくちゃ良いと思っていて、絵本を書く時もこの曲にあて書きでオープニングシーンを書いていました。オープニング主題歌を決める時に「ハロウィンの曲を制作してこの曲を超えられるのか?」と思い、ダメ元で依頼をさせていただきました。やっぱりこの曲でこの物語は始まってもらわないと困ると思っていたので、オファーを快諾してくださったと聞いて本当に嬉しかったです。「えんとつ町のプペル」の絵本を作っている時に、日本でハロウィンが盛り上り始めて、この先ずっと続く文化になると思いました。せっかく日本でハロウィンという文化が生きているんだから日本に寄せようと思い、元々ヨーロッパ風の町並みだったえんとつ町の風景を白紙に戻して、日本の建造物を意識して作り直しました。日本のハロウィンの爆発力って本当にすごいと思い、一緒に心中する覚悟でいました。楽曲は間違いないです!!こういった形でお力をお借りしたので、それに見合うだけのものをきっちり作り上げ、お客様のところに届くまで頑張ります。
『映画 えんとつ町のプペル』
12月 全国公開
監督:廣田裕介
製作総指揮・原作・脚本:西野亮廣
原作:にしのあきひろ「えんとつ町のプペル」
主題歌:HYDE「HALLOWEEN PARTY-プペルVer.-」
アニメーション制作:STUDIO4℃
配給:東宝 吉本興業
【ストーリー】 煙突だらけの「えんとつ町」では、そこかしこから煙が上がり、頭の上はモックモク。黒い煙でモックモク。黒い煙に覆われた「えんとつ町」の住人は、青い空を知りやしない。輝く星を知りやしない。そんな町に生きる親を亡くした少年ルビッチのもとにハロウィンの夜に現れたゴミ人間プペル。二人に起こる奇跡の物語…。
©西野亮廣/「映画えんとつ町のプペル」製作委員会