ドラマ「東京ラブストーリー」をはじめ、連続ドラマの金字塔を数多く手掛けてきた脚本家・坂元裕二によるオリジナル脚本を、有村架純と菅田将暉のダブル主演で映画化するラブストーリー『花束みたいな恋をした』が、2021年1月に公開される。このほど、追加キャストとして、清原果耶、細田佳央太、オダギリジョー、戸田恵子、岩松了、小林薫が出演することが発表された。
本作は、「東京ラブストーリー」、「Mother」、「最高の離婚」、「Woman」、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」、「カルテット」、「anone」などを手掛けた脚本家・坂元裕二が書き下ろした恋愛映画。東京・京王線の明大前駅で終電を逃したことから偶然に出会い、その夜から始まるひとつの恋の5年間の行方と、子供でも大人でもない時期を迷いながら歩んでいく20代の二人の姿が描かれる。
新たなキャストとして、山音麦(菅田将暉)と八谷絹(有村架純)がかつてのお互いの姿を重ねる若い男女の二人組、羽田凜役を、NHK連続テレビ小説「あさが来た」で鮮烈なデビューを果たし、「透明なゆりかご」、『宇宙でいちばんあかるい屋根』などドラマ、映画と次々に主演を務めあげ今最も注目を集める若手女優・清原果耶。水埜亘役を、映画『町田くんの世界』で当時16歳という若さで約1000人以上の中からオーディションで主人公・町田一役に選ばれ、映画初主演を果たし、映画『子供はわかってあげない』(2021年公開予定)をはじめとする数々の待機作が控える俳優・細田佳央太が演じる。そして、絹の勤務先であるイベント会社の社長、加持航平役にオダギリジョー。絹の両親である八谷早智子役に戸田恵子、八谷芳明役に岩松了。麦の父、山音広太郎役に小林薫など安定感のある豪華実力派キャストたちが集結。さらに、劇中で麦と絹が“神”として評する映画監督の押井守も参戦する。これまでに様々な作品を生み出してきた押井監督だが、サブカルチャー好きの麦と絹を繋ぐきっかけとなる存在として、本人役での出演を果たした。そのほか韓英恵、中崎敏、小久保寿人、瀧内公美、森優作、古川琴音、篠原悠伸、八木アリサ、佐藤寛太、岡部たかし、萩原みのり、福山翔大、萩原利久、片山友希、宇野祥平、佐藤玲、水澤紳吾が出演する。
『花束みたいな恋をした』
2021年1月 TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
監督:土井裕泰
脚本:坂元裕二
出演:菅田将暉 有村架純 清原果耶 細田佳央太 韓英恵 中崎敏 小久保寿人 瀧内公美 森優作 古川琴音 篠原悠伸 八木アリサ 押井守 佐藤寛太 岡部たかし 萩原みのり 福山翔大 萩原利久 片山友希 宇野祥平 佐藤玲 水澤紳吾 オダギリジョー 戸田恵子 岩松了 小林薫
配給:東京テアトル リトルモア
【ストーリー】 東京・京王線の明大前駅で終電を逃したことから偶然に出会った大学生の山音麦(菅田将暉)と八谷絹(有村架純)。好きな音楽や映画がほとんど同じで、あっという間に恋に落ちた麦と絹は、大学を卒業してフリーターをしながら同棲を始める。拾った猫に二人で名前をつけて、渋谷パルコが閉店してもスマスマが最終回を迎えても、日々の現状維持を目標に二人は就職活動を続けるが…。
©️2021『花束みたいな恋をした』製作委員会