『窮鼠はチーズの夢を見る』の行定勲監督が、日本屈指の映像制作プロダクションROBOTとボランティア出演に名乗りを上げた豪華キャスト陣と手を組み、完全リモートで製作したショートムービー・シリーズ「A day in the home Series 」。そのシリーズ第3弾で、有村架純、ロックバンド・My Hair is Badのボーカル椎木知仁、岩田剛典が共演する『映画館にいく日』が、9月9日よりHuluにて配信されることが決定した。
深い映画愛を原動力に、妥協なき表現を追求し、数々の名作映画で人々の心を揺さぶってきた行定勲監督。そんな行定監督が、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言を受け、エンターテインメントの力で社会に勇気と希望を示すべく一念発起。感染拡大を防ぐため世の人々に「お家にいようよ」と呼びかけるべく、完全リモートで製作したショートムービー・シリーズは、コロナ禍で日々の楽しみや将来への希望を見失いかけていた世の人々を鼓舞してきた。
本プロジェクトでは、今年4〜5月にかけて第1弾『きょうのできごと a day in the home』(出演:柄本佑、高良健吾、永山絢斗、アフロ/MOROHA、浅香航大、有村架純)、第2弾『いまだったら言える気がする』(出演:中井貴一、二階堂ふみ)を製作し、YouTubeで公開。両作品は現在、オンライン動画配信サービスHuluで特別編として配信され、反響を呼び続けている。
そんな中、ひとまず緊急事態宣言が解除された日本は次のフェーズへと突入し、人々も“新しい生活様式”と寄り添いながら再出発。コロナで公開延期を余儀なくされていた行定監督の新作映画『劇場』が7月に配信と劇場で同時公開され、同じく延期されていた『窮鼠はチーズの夢を見る』も9月11日より劇場公開されることが決定するなど、映画界も徐々に活気を取り戻しつつある。この新たな波と共に、行定監督のショートムービー・シリーズもふたたび始動。待望の第3弾作品がついに完成した。
『映画館にいく日』には、『きょうのできごと a day in the home』にも参加した有村架純と、注目のスリーピースロックバンド「My Hair is Bad」のボーカル・椎木知仁が恋人役で出演。さらに岩田剛典もカメオ出演し、“緊急事態宣言明けに映画館へ映画を観に行くカップルの物語”を紡いでいく。
自粛期間中直接会えず、久々に待ち合わせ場所で再会したミヤコ(有村架純)と幸太朗(椎木知仁)。二人は再会を喜び合いながらも、ソーシャルディスタンスを保ちつつ、念願の映画館へと向かうのだが…。彼らの目線や会話を通して描かれる“少しずつ戻っていく日常”、だが“完全には戻らない日常”。そんな中で温かく差し込む“ささやかな希望の光”。観終わった後にふと心が軽くなり、思わず映画館に行きたくなる作品になった。
A day in the home Series第3弾『映画館にいく日』
9月9日(水)午前0時00分より、Huluにて配信
監督・脚本:行定勲
企画・脚本:伊藤ちひろ
出演:有村架純 椎木知仁(My Hair is Bad) 岩田剛典
【ストーリー】 自粛期間中直接会えず、久々に待ち合わせ場所で再会したミヤコ(有村架純)と幸太朗(椎木知仁)。二人は再会を喜び合いながらも、ソーシャルディスタンスを保ちつつ、念願の映画館へと向かうのだが…。