シャーリーズ・セロン&グザヴィエ・ドランら映画人が絶賛!貴族の娘と女性画家の鮮烈な恋『燃ゆる女の肖像』12月公開!

昨年のカンヌ国際映画祭で脚本賞とクィアパルム賞をダブル受賞したフランス映画『PORTRAIT OF A LADY ON FIRE(英題)』が、邦題『燃ゆる女の肖像』として12月4日より公開されることが決定した。併せて、予告編がお披露目となった。

本作は、ハリウッドのトップ女優のひとりであるシャーリーズ・セロンが「この映画を本当に愛している」と絶賛し、アカデミー賞女優ブリー・ラーソンは“後世に残したい作品”に本作を挙げ、天才監督グザヴィエ・ドランを「こんなにも繊細な作品は観たことがない」と夢中にさせるなど、今を煌めく映画人を次々に虜にする話題作。

カンヌでは脚本賞を受賞し、ゴールデン・グローブ賞と英国アカデミー賞の外国語映画賞にノミネートされたほか、世界の映画賞で44もの賞を受賞。ヨーロッパでのヒットに続き、アメリカでも過去公開された外国語映画の歴代トップ20入りを果たす大ヒットとなった。また、テイラー・スウィフトの最新アルバム「Folklore」のアートワークが本作の影響を受けているのではないかという推測がSNSでしきりに飛び交うなど、本作に魅せられているのは映画人に留まらない。さらに各誌で称賛されたほか、アメリカのWEBメディアIndieWireの“世界の批評家304人による2019年ベストフィルム”第5位に選出された。アメリカの映画批評サイトRotten Tomatoesでは8月28日時点で98%フレッシュを獲得。そんな世界が絶賛を惜しまない一作が、日本でもついにベールを脱ぐ。

監督は、本作で長編映画5作目ながらにして輝かしい受賞歴を誇るセリーヌ・シアマ。マリアンヌ役を務めるのは、本作でセザール賞にノミネートされたノエミ・メルラン。そしてエロイーズ役にシアマ監督の元パートナーで、セザール賞を2度受賞したアデル・エネルが扮する。

『燃ゆる女の肖像』
12月4日(金)より、TOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国順次公開
監督・脚本:セリーヌ・シアマ
出演:アデル・エネル ノエミ・メルラン
配給:ギャガ

【ストーリー】 画家のマリアンヌ(ノエミ・メルラン)はブルターニュの貴婦人から、娘のエロイーズ(アデル・エネル)の見合いのための肖像画を頼まれる。だが、エロイーズ自身は結婚を拒んでいた。身分を隠して近づき、孤島の屋敷で密かに肖像画を完成させたマリアンヌは、真実を知ったエロイーズから絵の出来栄えを否定される。描き直すと決めたマリアンヌに、意外にもモデルになると申し出るエロイーズ。キャンバスをはさんで見つめ合い、美しい島を共に散策し、音楽や文学について語り合ううちに、恋におちる二人。約束の5日後、肖像画はあと一筆で完成となるが、それは別れを意味していた…。

©︎ Lilies Films.