大倉忠義、成田凌と打ち上げ後にサヨナラのキス!「結構激しかったよ」

セクシャリティを越え、人を好きになることの喜びや痛みを純粋に描いた水城せとなの傑作コミックを、関ジャニ∞の大倉忠義と成田凌の共演で、行定勲監督が実写映画化する『窮鼠はチーズの夢を見る』が、9月11日より公開される。このほど、8月26日にスペースFS汐留にて公開直前イベントが実施され、大倉忠義、成田凌、行定勲監督が登壇した。

もともと6月公開予定だった映画が、9月に延期されたことについて、大倉は「こんなにも早く皆さんに届けられるとは。予想よりも早くて、嬉しく思っています」とコメント。しかし、ソーシャルディスタンスのために、間隔を空けて客席に座るマスコミ陣を見て「こんな状況なんで、(客席が)まばらですけど、本当に注目していただいているのか…(笑)」と心配する様子を見せた。

公開時期が「良いタイミング」だとした成田は、「皆さんの心にも入ってくれると思っています。僕の周りでも楽しみにしてくれている人がものすごく多くて。今までないくらい注目されている」と周囲の反響を報告した。

劇中で成田から耳かきをされるシーンについて聞かれた大倉は、「気持ち良かったですよ!」と笑顔。「うそだ(笑)」とツッコむ成田に対して、大倉は「めちゃくちゃ優しくやってくれて(笑)」と現場での様子を明かすと、成田は「怖いんですよ!大倉くんの耳の穴かあ…と思いながら(笑)。もう(耳かきを)やることないんだろうな、一生。一番疲れました」と撮影を思い返していた。

MCから打ち上げ後のエピソードについて振られた大倉は「めっちゃお酒も飲んでいて。(成田から)帰りにサヨナラのキスをされた」ことを告白。これについて成田は「あたりまえだなと思って。僕が大倉くんに、『失礼します。チュッ』て。あたりまえかなと思ってやったんですけど(笑)」と詳細を明かすと、大倉も「あれで作品が終わった」と話を綺麗にまとめたが、行定監督から「結構激しかったよ(笑)」と暴露され、照れ笑いを浮かべていた。

『窮鼠はチーズの夢を見る』
9月11日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
監督:行定勲
原作:水城せとな「窮鼠はチーズの夢を見る」/「俎上の鯉は二度跳ねる」
脚本:堀泉杏
出演:大倉忠義 成田凌 吉田志織 さとうほなみ 咲妃みゆ 小原徳子
配給:ファントム・フィルム

【ストーリー】 学生時代から「自分を好きになってくれる女性」と受け身の恋愛ばかりを繰り返してきた、大伴恭一(大倉忠義)。ある日、大学の後輩・今ヶ瀬渉(成田凌)と7年ぶりに再会。「昔からずっと好きだった」と突然想いを告げられる。戸惑いを隠せない恭一だったが、今ヶ瀬のペースに乗せられ、二人は一緒に暮らすことに。ただひたすらにまっすぐな今ヶ瀬に、恭一も少しずつ心を開いていき…。しかし、恭一の昔の恋人・夏生(さとうほなみ)が現れ、二人の関係が変わり始めていく。

©水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会