ドラマ「東京ラブストーリー」をはじめ、連続ドラマの金字塔を数多く手掛けてきた脚本家・坂元裕二によるオリジナル脚本を、有村架純と菅田将暉のダブル主演で映画化するラブストーリー『花束みたいな恋をした』が、2021年冬に公開される。このほど、クリエイティブユニット「KIGI」(読み:キギ)による超ティザービジュアルがお披露目となった。
本作は、「東京ラブストーリー」、「Mother」、「最高の離婚」、「Woman」、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」、「カルテット」、「anone」などを手掛けた脚本家・坂元裕二が書き下ろした恋愛映画。東京・京王線の明大前駅で終電を逃したことから偶然に出会い、その夜から始まるひとつの恋の5年間の行方と、子供でも大人でもない時期を迷いながら歩んでいく20代の二人の姿が描かれる。
超ティザービジュアルのデザインを手掛けたのは、クリエイティブユニット「KIGI」。KIGIは植原亮輔と渡邉良重が2012年に共同で設立したクリエイティブユニット。二人はデザイン会社「DRAFT」在籍時より、アートディレクションとして企業やブランドなど多くのデザインや同社のオリジナルプロダクトブランド「D-BROS」を手掛けてきた。海外でも広く販売されているビニール製のフラワーベースをはじめ、琵琶湖周辺の職人たちとのオリジナルブランド「KIKOF」、「ほぼ日」と立ち上げた洋服ブランド「CACUMA」などを手掛け、評価の高い商品をさまざまに制作。2015年には東京ADCでグランプリを受賞、二人ともに亀倉雄策賞(第11回/植原・第19回/渡邉)を受賞した。2017年には初の大規模な個展を宇都宮美術館で開催、オリジナルショップ&ギャラリー「OUR FAVOURITE SHOP」を白金にオープンするなど、多彩な活動を展開している。
そんなKIGIが映画のポスターを手掛けるのは本作が初となる。坂元裕二の脚本を読み、撮影現場も見学するなど、映画の制作段階から本作に積極的に参加。渡邉がイラストを仕上げ、植原がディレクションを行い、美しさと斬新さが同居するビジュアルを完成させた。
本ビジュアルが使用されるフライヤーの裏面には、「この花ってよく見るけど、何て花?」「女の子に花の名前を教わると、男の子はその花を見るたびに一生その子のこと思い出しちゃうんだって」という意味深なテキストがデザインされる。ポスタービジュアルとフライヤーは、7月30日より全国の劇場で展開される予定だ。※一部劇場を除く。
『花束みたいな恋をした』
2021年冬 全国公開
監督:土井裕泰
脚本:坂元裕二
出演:菅田将暉 有村架純
配給:東京テアトル リトルモア
©️2021『花束みたいな恋をした』製作委員会