2019年1月より放送された北大路欣也主演の刑事ドラマ「記憶捜査〜新宿東署事件ファイル〜」。そのお馴染みのレギュラーキャストに、新たにSnow Manの深澤辰哉が加わったドラマスペシャル「記憶捜査~新宿東署事件ファイル~」が、7月27日にテレビ東京系にて放送されることが決定した。
2019年1月から全7話にわたって放送された、北大路欣也演じる敏腕刑事が人並み外れた土地勘を頼りに、詳細に記憶した「昭和」と「平成」二つの時代の街のイメージを呼び起こし、難事件を解決する刑事ドラマ「記憶捜査〜新宿東署事件ファイル〜」。そのスペシャル版となる本作では、「昭和」と「平成」、そして「令和」をまたぐ、さらにパワーアップしたミステリーが展開する。脚本は、レギュラー放送時も担当し、「科捜研の女」「相棒」シリーズを代表とした重厚な物語を紡ぐことでサスペンスファンから絶大な人気を誇る、櫻井武が手掛ける。
新宿東署刑事課司法係長として再任用された車椅子生活を送る主人公・鬼塚一路役に、映画・テレビドラマ・舞台となくてはならない名俳優であり、「三匹のおっさん」シリーズでは正義の味方でありながら、家では妻の尻に敷かれる通称・キヨを演じ人気を博す、日本が誇る俳優・北大路欣也。キャリアながら鬼塚の下で捜査の現場を学ぶ神啓太郎役に、誰もが認める演技派として活躍し、最近では 「監察医 朝顔」でヒロインの夫・桑原真也役や「麒麟が来る」で徳川家康役を演じ、役者としてさらなる魅力を増し続けている風間俊介。刑事志望の熱意に溢れる鬼塚の部下・遠山咲役に、2011年の第7回「東宝『シンデレラ』オーディション」で審査員特別賞を受賞しデビューし、近年では「恋はつづくよどこまでも」でヒロイン佐倉七瀬役を演じ日本中に「恋つづ」「胸キュン」ブームを巻き起こした、上白石萌音。鬼塚とは旧知の仲で、いつも飄々としており、ムードメーカー的存在の捜査一係長・栗田史郎役に、「振り返れば奴がいる」「ショムニ」などでの好演で人気を確固たるものにし、今年公開された映画『時の行路』では主演を務め益々の活躍を見せる石黒賢。旧知の仲の鬼塚に一目置く鑑識係長・木地本淳子役には、松岡昌宏主演「死役所」で死産課職員・シン宮役を好演、また映画『AI崩壊』『Red』に出演、『ステップ』『泣く子はいねぇが(仮)』の公開も控えており、映画、ドラマに欠かすことのできない女優、余貴美子が続投。そして以上のレギュラーメンバーに加え、新キャストとして風間俊介演じる刑事官・神に敵対するキャリア管理官・橘修平役に、今年Snow ManとしてSixTONESと同時CDデビューを果たし、売り上げ100万枚を超える大ヒットで一気に大ブレークした、Snow Manの最年長メンバーであり、まとめ役としてもグループから絶大なる信頼を受ける、テレビ東京ドラマ初出演の深澤辰哉が扮する。
■北大路欣也(鬼塚一路役) コメント
シリーズでやらせてもらったことで、いいチームワークが取れていて、撮影が快調なペースで進みました。それが次に繋がるかどうか?というのは自分たちの力だけではどうにもなりませんが、視聴者の皆様の応援もあって、「スペシャルでもやりましょう!」と言われたときは凄く嬉しかったし、また素晴らしいキャスト・スタッフの皆さんと会えるというのが本当に幸せでした。刑事という職業の背負っている重荷かもしれないんですが、「怪我をして、その後どうするか?」という時に、鬼塚の持っている才能・経験を、周りが「生かした方がいい」と言ってくれて、もう一度仕事場に帰れたというのが、鬼塚の生きがいになっています。だからこそ今まで以上にエネルギーを注ぎ込むようになったと思うし、そこへ若い二人が入ってきてくれたことで、鬼塚の感情や行動をすべて把握して、僕の代わりに走り回ってくれるようになりました。「司法係」は「縁の下の力持ち」というような部署ですが、しっかりしたポイントをつかんで、埋もれている物を引き出し、現実の事柄もより深く突っ込んでいく。僕自身は「司法係」に対する意識はあまりなかったのですが、裏にはこうやって支えてくれている方がいらっしゃるんだなぁ…と、どのポジションでもしっかりやんなきゃいけないなと感じています。風間俊介さんや上白石萌音さんなど、若手出演者との共演はものすごく新鮮で、レギュラーでやらせてもらった時も楽しかったんです。お互い気心が知れてくると、色々な部分で「膨らみ」が出てくるし、何よりそれぞれの役柄と共に、お二人とも人間性も素晴らしい!本当に僕は良いエネルギーをもらっています。今あのお二人も舞台に映画にテレビに、大変なスケジュールだと思うんですが、だからこそ「勢い」がある。そういうのは波動で感じるので、「僕も負けちゃいられない!」と思います!一言で「事件」と言ってもあらゆるパターンがあります。でもその中で静かに人間の「心のひだ」を探りながら、そしてもし修正できるなら修正してあげたい。事件を起こしている側も人間だし、それに関わっている僕らもお互い人間で、だからこそ分かり合えない訳はない。そして今回撮影したシーンでもあったんですが、相手の今までの強引な気持ちがふっと折れて、すごくいい人間に戻ってくれたらという希望を持って向かい合う…大変難しいけれど、やりがいのあるドラマだと思います。
■深澤辰哉(Snow Man/橘修平) コメント
正直、すごく緊張しました!やはり周りの方々がすごい方々ばかりで、なおかつ事務所の先輩の風間くんが出ているということで、絶対噛んではいけない!間違えてはいけない!というプレッシャーもあり…そんな皆さんの中で釣り合うというか、ちゃんとお芝居としてできるかな?という不安はありました。北大路欣也さんと共演させていただいて、もちろん僕がお芝居とかそういうことは言えないんですが、お芝居している時の近寄れないぐらいのオーラがありました。その一方で休憩の時に取材が入った際に、一番最初に立ち上がられて、相手の方に椅子を差し出してらっしゃる姿が印象的でした。「北大路さんがこういうことまでしてくださるんだ!」と…どんなにすごい方でも周りに気を配られている姿勢を見て、今後僕も「これだけは忘れないようにしよう!」と感じました。風間くんにはアドバイスをもらったり、緊張しているのが伝わってしまったのか、ほぐすような感じで話しかけてもらったりして、すごくやりやすくて、勉強になったなと思います。僕は役柄的にも年齢が下の方で、実際ももちろん下の方…そんな僕が大先輩である出演者の皆さんに指示を出したり…お芝居とはいえ、すごい画になっていると思いますので、たくさんの方々に見ていただきたいなと思います!
ドラマスペシャル「記憶捜査~新宿東署事件ファイル~」
7月27日(月)夜9時00分〜テレビ東京系にて放送
監督:塚本連平
脚本:櫻井武晴
出演:北大路欣也 風間俊介 上白石萌音 内田朝陽 松本大志 深澤辰哉(Snow Man) 石黒賢 余貴美子
【ストーリー】 ある事件で車椅子生活となった鬼塚一路(北大路欣也)は定年後、新宿東署に再任用された。ある日、新宿区・須賀町で粕汁の集団食中毒事件が発生。鬼塚は記憶を遡り、毒物が保管されている『新宿マキタ鉄鋼』に遠山咲(上白石萌音)を向かわせる。保管されていたはずの毒物はなくなっており、疑いの目は『新宿マキタ鉄鋼』経営者の妻・蒔田紀子に向けられる。一方、刑事官の神啓太郎(風間俊介)は、管理官・橘修平(深澤辰哉)と捜査方針を巡って対立する…。令和の女殺人鬼を相手に、鬼塚が昭和と平成の記憶を武器に、難事件を解決に導いていく。
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