伊藤健太郎がバンジョー演奏姿を披露!清原果耶 × 桃井かおり『宇宙でいちばんあかるい屋根』ポスタービジュアル2種

小説すばるで新人賞を受賞するなど、その表現力で多くのファンを魅了する作家・野中ともその人気小説を、『新聞記者』の藤井道人監督が清原果耶主演、桃井かおり共演で映画化する『宇宙でいちばんあかるい屋根』が、9月に公開される。このほど、本作のポスタービジュアル2種がお披露目となった。


▲つばめver.

14歳のつばめは、満天の星が輝くある夜、ド派手な身なりで底意地の悪い、キックボードに乗ったあやしい老婆“星ばあ”と出会う。いつしか二人はお互いの心のどこかに空いた穴を埋め合うように距離を縮めていく。つばめの前に起こる事件、最後に明かされる星ばあの正体…。本作はひと夏の大切な何かを探す、二人のキュートで、愛おしい、感動のファンタジードラマ。

つばめ(清原果耶)の中学生らしい、どこか所在ない表情が印象的なポスタービジュアルでは、「ねぇ星ばあ、私はどんな屋根の下で生まれたんだろう―」とつばめの抱える悩みを表現。つばめと星ばあ(桃井かおり)がバス停にいる写真からは、二人が出会うことで生まれる“何か”を期待させる。


▲くらげver.

一方、クラゲ水槽の幻想的な雰囲気が特徴的なポスタービジュアルでは、つばめと星ばあという、この夏“最強のふたり”が何やら楽しそうに話す姿が収められる。この、くらげ展示数世界一を誇る加茂水族館にある、直径5メートルの世界最大のくらげ水槽での撮影は、美しい映像表現を追求する藤井監督が「ここしかない!」と熱望したもので、映画の大切なシーンを情緒たっぷりに彩る。「つばめ、14歳。星ばあと出会った、一番短くて大切だった夏―」というコピーからは、異色とも言える二人が織りなすひと夏の感動の物語を予感させる。

また、バンジョーを披露する亨(伊藤健太郎)や、つばめの父・敏雄(吉岡秀隆)とつばめの義母・麻子(坂井真紀)がつばめと、新たな命の誕生を心待ちにしている様子を始め、水野美紀、山中 崇、醍醐虎汰朗といった豪華なキャストの面々の姿も両ポスターから確認することができる。

『宇宙でいちばんあかるい屋根』
9月 全国公開
監督・脚本:藤井道人
原作:野中ともそ「宇宙でいちばんあかるい屋根」
出演:清原果耶 伊藤健太郎 水野美紀 山中崇 醍醐虎汰朗 坂井真紀 吉岡秀隆 桃井かおり
配給:KADOKAWA

【ストーリー】 お隣の大学生・亨(伊藤健太郎)に恋する14歳の少女・つばめ(清原果耶)。優しく支えてくれる父(吉岡秀隆)と、明るく包み込んでくれる育ての母(坂井真紀)。もうすぐ二人の間に赤ちゃんが生まれるのだ。幸せそうな両親の姿はつばめの心をチクチクと刺していた。しかも、学校は元カレの笹川(醍醐虎汰朗)との悪い噂でもちきりで、なんだか居心地が悪い。つばめは書道教室の屋上でひとり過ごす時間が好きだった。ところがある夜、唯一の憩いの場に闖入者が…。空を見上げたつばめの目に飛び込んできたのは、星空を舞う老婆の姿!?派手な装いの老婆・星ばあ(桃井かおり)はキックボードを乗り回しながら、「年くったらなんだってできるようになるんだ」とはしゃいでいる。最初は自由気ままな星ばあが苦手だったのに、つばめはいつしか悩みを打ち明けるようになっていた。

© 2020『宇宙でいちばんあかるい屋根』製作委員会