『峠 最後のサムライ』公開延期 新型コロナウイルスの感染状況を鑑みて

幕末の風雲児と呼ばれた越後長岡藩家老・河井継之助を描いた、歴史小説の大家・司馬遼太郎の名作「峠」の初の映像化となる役所広司主演の映画『峠 最後のサムライ』が9月25日に公開される予定であったが、新型コロナウイルスの感染状況を鑑みて公開を延期することとなった。今後の公開予定は、決定しだい発表される。

『峠 最後のサムライ』
近日公開
監督・脚本:小泉堯史  
原作:司馬遼太郎「峠」
出演:役所広司 松たか子 香川京子 田中泯 永山絢斗 芳根京子 坂東龍汰 榎木孝明 渡辺大 AKIRA 東出昌大 佐々木蔵之介 井川比佐志 山本學 吉岡秀隆 仲代達矢
配給:松竹 アスミック・エース

【ストーリー】 慶応3年(1867年)、大政奉還。260年余りに及んだ徳川幕府は終焉を迎え、諸藩は東軍と西軍に二分していく。慶応4年、鳥羽・伏見の戦いを皮切りに戊辰戦争が勃発した。越後の小藩、長岡藩の家老・河井継之助(役所広司)は、東軍・西軍いずれにも属さない、武装中立を目指す。戦うことが当たり前となっていた武士の時代、民の暮らしを守るために、戦争を避けようとしたのだ。だが、和平を願って臨んだ談判は決裂。継之助は徳川譜代の大名として義を貫き、西軍と砲火を交えるという決断を下す。妻を愛し、国を想い、戦の無い世を願った継之助の、最後の戦いが始まった…。

©2020『峠 最後のサムライ』製作委員会