H.P.ラヴクラフトによる小説「宇宙からの色」を、ニコラス・ケイジ主演で映画化するSFホラー『カラー・アウト・オブ・スペース―遭遇―』が、7月31日より公開されることが決定した。併せて、予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。
大都市の喧騒を逃れ、閑静な田舎に移り住んだガードナー家。ネイサンと妻テレサが夢に見た子どもたちとの理想の生活は、前庭への隕石の激突で終わりを告げる…。以来、一家は心と体に影響をおよぼす地球外変異体との闘いに明け暮れ、静かな田舎暮らしは極彩色の悪夢へと変わる…。
原作は、H.P.ラヴクラフトによる「宇宙からの色」。リチャード・スタンリー監督は、この数々の神話体系の始祖とされるラヴクラフトの「完璧な悪夢」を映像化した。製作は、カルト作品として名高い『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』と同じプロデューサー陣が務める。
主人公ネイサンを演じるのはニコラス・ケイジ。そのほか、ネイサンの妻テレサ役に『レッド・スパロー』のジョエリー・リチャードソン、長女ラヴィニア役に『ビッグ・アイズ』やNETFLIXの大ヒット作「好きだった君へのラブレター」のマデリン・アーサーら豪華キャスト陣が出演する。
本作は、トロント国際映画祭のミッドナイト・マッドネス部門でプレミア上映され、シッチェス国際ファンタスティック映画祭2019では作品賞にノミネート。北米を皮切りに一般公開されると、「H・P・ラヴクラフト映画の代表作になる!」と高評価を受けると同時に、主演のニコラス・ケイジに対しては「彼のネクスト・レベルを目撃した!」とその演技に絶賛が集まった。
予告編では、田舎に移住し穏やかな生活を始めたガードナー家が、隕石の不時着により不条理な現象に翻弄されていくさまが収められる。家の周りの植物や、家族にも奇妙な影響を与えていく「色」。銃を手にするネイサン(ニコラス・ケイジ)がその銃口を向ける先とは?すべてを見透かしたようなラヴィニア(マデリン・アーサー)の意味深な発言の根拠は?極彩色の悪夢の一端が切り取られている。
ポスタービジュアルは、「狂気の始まり!」というコピーとともに、ガードナー家を襲った隕石の不時着から始まる阿鼻叫喚を予感させる。
『カラー・アウト・オブ・スペース―遭遇―』
7月31日(金)より、シネマート新宿、シネマート心斎橋ほかロードショー
監督:リチャード・スタンリー
原作:H.P.ラヴクラフト
出演:ニコラス・ケイジ ジョエリー・リチャードソン マデリン・アーサー
配給:ファインフィルムズ
【ストーリー】 大都市の喧騒を逃れ、閑静な田舎に移り住んだガードナー家。ネイサン(ニコラス・ケイジ)と妻テレサ(ジョエリー・リチャードソン)が夢に見た子どもたちとの理想の生活は、前庭への隕石の激突で終わりを告げる…。以来、一家は心と体に影響をおよぼす地球外変異体との闘いに明け暮れ、静かな田舎暮らしは極彩色の悪夢へと変わる…。
© 2019 ACE PICTURES ENTERTAINMENT LLC. All Rights Reserved