岡田健史「この作品の大ファンでした」、清原果耶「とにかく積み重ねの日々」追加キャスト発表!堤真一 × 石田ゆり子『望み』

累計発行部数15万部超えを達成した雫井脩介によるベストセラー小説を、堤幸彦監督が構想4年をかけて、堤真一主演、石田ゆり子共演で映画化する『望み』の公開月が10月に決定した。併せて、追加キャストとして、岡田健史、清原果耶、松田翔太、加藤雅也、市毛良枝、竜雷太が出演することが発表され、ティザービジュアルがお披露目となった。

一級建築士の石川一登は、自らデザインした優雅な邸宅で、妻・貴代美や子供たちと幸せな毎日を送っていた。その日常は、ある日突然一変する。高校生の息子が無断外泊をした夜、同級生が殺害される事件が起きる。それきり連絡が途絶えてしまった息子は事件への関与を疑われていくが、もう一人殺されているという噂が流れる。愛する我が子は犯人か、それとも被害者か?

新たなキャストとして、一登(堤真一)と貴代美(石田ゆり子)の高校生の長男・規士役に、ドラマ「中学聖日記」でデビュー以降、CM・ドラマで大ブレイク、今年は4本の映画に出演予定の岡田健史。殺人犯か被害者か、究極の運命を左右する重要な役どころを熱演する。また長女・雅役には、第32回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎新人賞、第44回エランドール新人賞を受賞し、その演技力で映画やドラマ界から熱い注目を集める清原果耶。兄を家族として心配しながらも、将来への不安で押しつぶされそうになる妹を演じる。そのほか、事件の真相を暴くため、石川家に巧みに入り込み独自の取材を進める記者・内藤役に、堤幸彦監督とは映画『イニシエーション・ラブ』でタッグを組んだ松田翔太。事件を捜査する刑事・寺沼役に加藤雅也。貴代美の母・扶美子役に市毛良枝。そして一登の取引先である建設会社の社長・高山役に堤幸彦監督作品ではお馴染みの竜雷太が扮する。若手実力派からベテラン個性派俳優まで幅広い豪華キャスト陣による、刺激的でサスペンスフルな演技合戦に期待が高まる。

ティザービジュアルには、幸せそうな石川家のポートレイトが収められる。笑顔でいっぱいの家族の中に一人だけ暗い表情で下をうつむく息子の規士(岡田健史)。彼は家族に何かを伝えたいのか、それとも企んでいるのか、謎めいた印象だ。そして、鮮やかにペンキが飛び散った跡と、「愛する息子は殺人犯か、被害者か。」というコピーから、まだ誰も知らないサスペンスの幕開けを感じさせる。

■岡田健史(石川規士役) コメント
この度、映画『望み』で規士役を演じさせて頂きました岡田健史です。実は『望み』に関しては原作から読ませて頂いていてこの作品の大ファンでした。その作品の映画化に関われたことを心から感謝しております。規士を演じた僕が現時点で語れることはかなり限られていますので、皆様にはこれだけ伝えさせて頂きます。是非、劇場で観てください。愛とは、親子とは、人とは、いろんな事を考えさせられる作品です。たとえ、親子であっても子供は親の所有物ではない。人は孤独でしかない。その中で互いを愛し、愛され合うという儚さ、愛おしさを感じて頂けたら幸いです。

■清原果耶(石川雅役) コメント
自分がどう生きていけるか、今この状況をどう切り抜けるか。私が演じたのは本能的にそれをやってのける女の子です。それがこの家族の中で生きている彼女なりの選択、だと考えれば共感も出来て受け止める事が出来ました。とにかく積み重ねの日々で、堤監督が溢れんばかりの熱量で導いて下さるのがとても有り難かったです。共演させて頂いた堤さん、石田さん、岡田さんとは空き時間に「昨日の晩ご飯何食べた?」なんて他愛もないお話をしたりしたのですが和やかで暖かいその雰囲気が色んな意味で拠り所になっていたようにも思います。それぞれの「望み」の形と、辿り着く先を一緒に迎えて下されば幸いです。

『望み』
10月 全国公開
監督:堤幸彦
原作:雫井脩介「望み」
脚本:奥寺佐渡子
出演:堤真一 石田ゆり子 岡田健史 清原果耶 加藤雅也 市毛良枝 松田翔太 竜雷太
配給:KADOKAWA

【ストーリー】 一級建築士の石川一登(堤真一)とフリー校正者の妻・貴代美(石田ゆり子)は、一登がデザインを手掛けた邸宅で、高校生の息子・規士(岡田健史)と中三の娘・雅(清原果耶)と共に幸せに暮らしていた。規士は怪我でサッカー部を辞めて以来遊び仲間が増え、無断外泊が多くなっていた。受験を控えた雅は、志望校合格を目指し、毎日塾通いに励んでいた。冬休みのある晩、規士は家を出たきり帰らず、連絡すら途絶えてしまう。翌日、一登と貴代美が警察に通報すべきか心配していると、同級生が殺害されたというニュースが流れる。警察の調べによると、規士が事件へ関与している可能性が高いという。行方不明者は三人。そのうち犯人だと見られる逃走中の少年は二人。息子は犯人なのか、それとももう一人の被害者なのか。

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