新選組副長・土方歳三を主人公に、近藤勇、沖田総司といった新選組の志士たちの人生と、彼らが生きた激動の時代・幕末を描いた、歴史小説界の巨星・司馬遼太郎のベストセラーを、原田眞人監督が岡田准一主演、柴咲コウ、鈴木亮平、山田涼介、伊藤英明共演で映画化する『燃えよ剣』が、5月22日より公開される。このほど、本作のメイキング映像と本ポスタービジュアルがお披露目となった。
本作は、土方歳三と「新選組」がいかにして歴史に名を刻む“伝説(レジェンド)”となったのか、剣を手に命を燃やした男たちの知られざる愛と戦いを描く。
メイキング映像には、新選組が“史上最強の剣客集団”としてその名を世間に知らしめた「池田屋事件」のダイナミックな撮影風景などが収められる。キレのある鬼の副長・土方歳三(岡田准一)、身軽な天才剣士・沖田総司(山田涼介)、豪快な局長・近藤勇(鈴木亮平)。池田屋で繰り広げられるそれぞれの死闘に、圧倒的な迫力とリアリティを持たせるため、現場では岡田を筆頭に、鈴木、山田による入念な組太刀稽古が行われた。その緊張感は思わず固唾を飲むほどだ。映像では、原田監督から絶大な信頼を受け、本作で剣技の構築と指導にも携わった岡田による、怒涛のアクションも必見。圧巻のスピード感と気迫あふれる剣術は、まさに「超一流の武芸者が俳優のふりをしているような人」(原田監督)と形容するに相応しい、岡田准一にしか出来ない芸当と言える。そのほか、「鳥羽・伏見の戦い」や「五稜郭の戦い」での大規模な撮影シーンも映し出される。
本ポスタービジュアルでは、名刀・二代目和泉守兼定を顔の前に構え、凛々しくこちらを見据える土方を筆頭に、近藤、沖田、さらには、お雪(柴咲コウ)、芹沢鴨(伊藤英明)、松平容保(尾上右近)、徳川慶喜(山田裕貴)らが燃えさかる炎に包まれており、その表情や瞳からは、激動の幕末に命を燃やした、各々の信念の強さがうかがえる。そして「時代を追うな。夢を追え。」という、まさに激動の幕末と同様、変革の世を生きる現代人へのメッセージとも取れるキャッチコピーが添えられている。
『燃えよ剣』
5月22日(金) 全国ロードショー
監督・脚本:原田眞人
原作:司馬遼太郎「燃えよ剣」
出演:岡田准一 柴咲コウ 鈴木亮平 山田涼介 尾上右近 山田裕貴 たかお鷹 坂東巳之助 安井順平 谷田歩 金田哲 松下洸平 村本大輔 村上虹郎 阿部純子 ジョナス・ブロケ 大場泰正 坂井真紀 山路和弘 酒向芳 松角洋平 石田佳央 淵上泰史 渋川清彦 マギー 三浦誠己 吉原光夫 森本慎太郎 髙嶋政宏 柄本明 市村正親 伊藤英明
配給:東宝 アスミック・エース
【ストーリー】 江戸時代末期。黒船が来航し開国を要求した。幕府の権力を回復させ外国から日本を守る佐幕派と、天皇を中心に新政権を目指す倒幕派の対立が深まりつつあった激動の時代…。武州多摩の“バラガキ”だった土方歳三(岡田准一)は、「武士になる」という熱い夢を胸に、近藤勇(鈴木亮平)、沖田総司(山田涼介)ら同志と共に京都へ向かう。徳川幕府の後ろ盾のもと、芹沢鴨(伊藤英明)を局長に擁し、市中を警護する新選組を結成。土方は副長として類まれな手腕と厳しい法度で組織を統率し、新選組は倒幕派勢力の制圧に八面六臂の活躍を見せる。お雪(柴咲コウ)と運命的に出会い惹かれあう土方だったが時流は倒幕へと傾いていき…。
© 2020 「燃えよ剣」製作委員会