『エベレスト 3D』のバルタザール・コルマウクル監督が、太平洋の実話海難記を映画化した『アドリフト 41日間の漂流』が、4月10日より公開される。このほど、本作の予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。
予告編は、「世界を半周して君に出会った」と海に魅せられ、将来を誓ったタミー(シャイリーン・ウッドリー)とリチャード(サム・クラフリン)が、タヒチからサンディエゴへの6400キロのヨット旅に出発するも、予期せぬ巨大なハリケーンに遭遇し、大津波に飲み込まれてしまう展開に。そしてタミーが、瀕死のリチャードとともに生き抜くため、壊れたヨットを自力で修復し、食糧確保のため海に飛び込み、魚と格闘するなど必死に陸をめざして奮闘する姿が映される。一方で、自らも世界的なセイラーであり、「セーリングが好きで、若いころはセーリング競技もしていたので、この映画の題材に惹きつけられた」と語るバルタザール・コルマウクル監督が、アカデミー賞3回受賞のロバート・リチャードソン撮影監督とともに作り上げた、迫力ある巨大な津波や夕日に照らされる海の表情などこだわりの映像も必見だ。
ポスタービジュアルには、タミーの壮絶なサバイバルシーンが切り取られた。
『アドリフト 41日間の漂流』
4月10日(金)より、新宿バルト9ほか全国公開
監督:バルタザール・コルマウクル
出演:シャイリーン・ウッドリー サム・クラフリン
配給:キノフィルムズ 木下グループ
【ストーリー】 1983年、婚約したばかりのタミー(シャイリーン・ウッドリー)とリチャード(サム・クラフリン)は、ヨットに乗り込みタヒチからサンディエゴへと旅に出た。ところが出発から2週間後、記録的なハリケーンに遭遇し巨大津波に飲み込まれてしまう。船室にいたタミーはしばらくして目を覚ますが、ヨットは操縦不能で無線も繋がらない。さらに、大怪我を負い波に漂うリチャードを発見する。極限状態の中、タミーはセーリングの知識を総動員し陸を目指すが…。
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