加藤清史郎が主演、松居大悟が監督を務める、2019女子ハンドボール世界選手権大会との公式タイアップ映画『#ハンド全力』(読み:はっしゅたぐ はんどぜんりょく)が、5月22日より公開される。このほど、本作の特報映像がお披露目となり、併せて、主題歌が小山田壮平による書き下ろし楽曲「OH MY GOD」に決定した。
本作は、主人公マサオがSNSをきっかけに再開したハンドボールを通して、あらためて人の優しさや強さ、絆の大切さを知り成長していく姿を瑞々しく描いた青春映画。
特報映像では、マサオ(加藤清史郎)がSNSに投稿したかつての写真が思いがけずバズったことをきっかけに、幼馴染の岡本(醍醐虎汰朗)と「#ハンド全力」のアカウント名で“頑張っているフリ”の画像を撮影したり、仲間たちと全力でSNSを盛り上げる様子が映される。マサオたちの活動が世間から輪をかけて注目され、アカウント名「ハッシュタグ ハンドゼンリョク」を引き金に、思いがけない“善意”が増殖していく。さらに、女子ハンドボール部メンバー、黒澤(蒔田彩珠)、エースの七尾(芋生悠)、マネージャー橋向(HKT48 田中美久)、そして、現在、東京2020オリンピック出場に向けて日々トレーニング中のハンドボール界のスーパースター宮﨑大輔選手も本人役で登場し、本作のタイトルでもある「ハンド全力」をコール。ラストでは、男子ハンドボール部メンバーが円陣を組み「ハッシュタグは! ハンド全力!!」と威勢よく声を掛け合い、若いパワーが溢れる映像になっている。
主題歌は、カリスマ的人気を誇り、現在はバンド「AL」のメンバーとして、またソロ活動では自身の弾き語りライブも精力的に行う小山田壮平による初の書き下ろし楽曲「OH MY GOD」。本作を観たあとに書き下ろしたという本楽曲で、小山田は不器用に傷つきながらも、信じたことに真っすぐ全力疾走する人たちの青春の一片を、優しく温もりのある声で伸びやかに歌い上げる。
■小山田壮平(主題歌) コメント
夢中になっていたい。周りの目なんて気にしないで、好きなことにまっすぐでいたい。シンプルなことだけど、なかなか難しいこと。かなりの怠け者で、すぐに無気力になってしまう自分の背中を、そっと押してくれるような映画でした。「OH MY GOD」は輝く時を生きる人々の叫びであり、祈りの歌です。素敵な映画の一部になれて幸せです。
『#ハンド全力』
5月22日(金)より、シネ・リーブル池袋ほか全国ロードショー
監督・脚本:松居大悟
脚本:佐藤大
主題歌:小山田壮平「OH MY GOD」
出演:加藤清史郎 醍醐虎汰朗 蒔田彩珠 芋生悠 佐藤緋美 坂東龍汰 鈴木福 篠原篤 植野行雄(デニス) おたこぷー(プー&ムー) おさむ(プー&ムー) 岩本晟夢 磯邊蓮登 渕上晃 甲斐翔真 田中美久(HKT48) 宮﨑大輔 仲野太賀 志田未来 安達祐実 ふせえり 田口トモロヲ
配給:イオンエンターテイメント ラビットハウス エレファントハウス
【ストーリー】 熊本在住の高校生・清田マサオ(加藤清史郎)は、夢中になれるものもなく、幼馴染の岡本(醍醐虎汰朗)とスマホをいじるだけの無気力な日々を送っていた。ある日、マサオが震災で離ればなれになってしまった親友タイチ(甲斐翔真)と3年前に仮設住宅前で一緒にハンドボールをしていた写真をアップすると、その投稿に思わぬ熱いコメントが続々と集まりだす。それに気をよくし「#ハンド全力」とハッシュタグを付けたころ、全国からさらに“善意”が寄せられ、大きな反響を呼ぶ。マサオと岡本の二人はSNSを盛り上げるためだけに、廃部寸前の男子ハンドボール部部長・島田(佐藤緋美)と再建に向け奔走するのだが…。
©2020「#ハンド全力」製作委員会