「政府が言ってることは全部嘘だ」エイリアン支配下でのレジスタンスたちの徹底抗戦『囚われた国家』予告編&ポスタービジュアル

『猿の惑星:創世記』のルパート・ワイアット監督が、地球外生命体(エイリアン)の支配下、レジスタンスたちの徹底抗戦を描いた近未来SFサスペンス『囚われた国家』が、4月3日より公開される。このほど、本作の予告編、ポスタービジュアル、新場面写真がお披露目となった。

地球外生命体(エイリアン)による侵略から9年後の2027年、シカゴ。制圧されたアメリカ政府は“統治者”と呼ばれるエイリアンの管理下に置かれ、完全支配されていた。“犯罪の事前抑止”の名の下に、全市民の身体にはGPSが埋め込まれ、死ぬまで監視、ルールを犯したものは地球外に追放されるという“囚われた国家”に。市民の貧富の差はかつてないほど拡大し、街は荒廃。この狂った状況を打ち破り、自由を取り戻すため密かに結成されたレジスタンス・グループは、市内スタジアムで開催される“統治者”による団結集会への爆弾テロを計画するが…。

予告編は、ミシガン湖に浮かぶ謎の巨大飛行体に“統治者”が定めたルールを犯した大量の人間が乗せられ、秘密裏に“地球外”へと追放される様子を、青年・ガブリエル(アシュトン・サンダーズ)がなす術もなく茫然と見つめるシーンから始まる。地球外生命体による侵略から9年、統治者のおかげで「失業者や犯罪が減り、アメリカは“再生”した!」と声高に謳われるが、その実態は“生活の全てを監視・支配される”という、“囚われた国家”だった。市民は移動や物資も政府から制限される毎日。ガブリエルの兄・ラファエル(ジョナサン・メジャース)は弟に「政府が言ってることは全部嘘だ」、「地球の資源は統治者に奪い尽くされる」とその実情を吐露。そして、異物を排除することで支配と均衡を保とうとする狂った社会の仕組みに気づき、統治者に対して反旗を翻して爆弾テロを計画する少数のレジスタンスたち。一方で、シカゴ警察特捜司令官・マリガン(ジョン・グッドマン)は彼らの動向を探り、いち早くレジスタンスたちを捕えようと躍起に。「未来は変えられると世界に示すんだ」と鼓舞するラファエル。巨大な未知なる敵“統治者”に対して、真の自由をつかみ取るための徹底抗戦に向かうレジスタンスたちの姿を捉えた、緊迫感に満ちた映像となっている。

ポスタービジュアルは、「アメリカ陥落から9年―。従うか?抗うか?どちらか選べ。」という、突きつけるようなメッセージとともに、荒廃してしまったシカゴの街に浮かぶ謎めいた巨大飛行体の前に佇む青年・ガブリエルの後ろ姿を収める。彼の脇に危うげに立つ星条旗は、未知の敵“統治者”に対して立ち向かうレジスタンスたちの「自由への意志」を代弁するかのように見える。

『囚われた国家』
4月3日(金)より、イオンシネマほか全国ロードショー
監督・製作・脚本:ルパート・ワイアット
出演:ジョン・グッドマン アシュトン・サンダース ジョナサン・メジャース ヴェラ・ファーミガ
配給:キノフィルムズ 木下グループ

【ストーリー】 地球外生命体(エイリアン)による侵略から9年後の2027年、シカゴ。制圧されたアメリカ政府は“統治者”と呼ばれるエイリアンの管理下に置かれ、完全支配されていた。“犯罪の事前抑止”の名の下に、全市民の身体にはGPSが埋め込まれ、死ぬまで監視、ルールを犯したものは地球外に追放されるという“囚われた国家”に。市民の貧富の差はかつてないほど拡大し、街は荒廃。この狂った状況を打ち破り、自由を取り戻すため密かに結成されたレジスタンス・グループは、市内スタジアムで開催される“統治者”による団結集会への爆弾テロを計画するが…。

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