中国で興収500億円を超える大ヒット!実話を基にした薬の密輸・販売事件『薬の神じゃない!』5月公開!

中国で興収500億円もの記録的大ヒットを記録し、金馬奨での主演男優賞をはじめ多くの映画賞を受賞した、実話を基にした薬の密輸・販売事件を描く社会派エンタテインメント『我不是薬神(原題)』が、邦題『薬の神じゃない!』として5月1日より公開されることが決定した。

ある日、上海で男性向けの回春薬を売る小さな店の主人、チョン・ヨンの元に、「血液のがん」である慢性骨髄性白血病患者、リュ・ショウイーが訪れる。国内で認可されている治療薬は高価のため、安価で成分が同じインドのジェネリック薬を購入してほしいという依頼だった。金に目がくらんだチョンは、ジェネリック薬の密輸・販売に手を染め、より多くの薬を仕入れるため、購入グループを結成する。警察に密輸として目をつけられ始め、いったんはグループを解散したチョンたちだったが、薬を絶たれた患者たちの悲痛な叫びに決意を固める。患者の負担を軽くするため仕入れ値以下の価格で薬を売り、あえて危険な仕事を続ける彼を待っていた結末は…?

本作は、2014年に中国で実際に起きた事件を元にしており、この事件をきっかけに、中国の医薬業界は改革が起きた。2018年7月、中国で映画が公開されると、3日間で9億元(約146億円)、最終的に30億元(約500億円)を超える爆発的なヒットを記録。また、興行的な成功だけでなく、アジア・フィルム・アワードで助演男優賞、金馬奨で主演男優賞、新人監督賞、オリジナル脚本賞の3部門受賞をはじめ、国内外の映画賞を数多く受賞し、名実とともに中国を代表する作品となった。

薬を密輸する主人公を演じたのは、ヒット作に多数出演し、監督としても活躍するシュー・ジェン。そのほか、ワン・チュエンジュン、『スプリング・フィーバー』のタン・ジュオ 、『象は静かに座っている』のチャン・ユーなどが脇を固める。監督は、岩井俊二、ウェイ・ダーション、スタンリー・クワン監修のオムニバス映画『恋する都市 5つの物語』を監督したウェン・ムーイエが務める。

『薬の神じゃない!』
5月1日(金)より、新宿武蔵野館ほか全国順次公開
監督・脚本:ウェン・ムーイエ
出演:シュー・ジェン ワン・チュエンジュン ジョウ・イーウェイ
配給:シネメディア

【ストーリー】 上海で、男性向けの回春薬を売る小さな店の主人、チョン・ヨン(シュー・ジェン)は、店の家賃さえ払えず、妻にも見放され、人生の目標を見失っていた。ある日、「血液のがん」である慢性骨髄性白血病患者、リュ・ショウイーが店を訪れる。国内で認可されている治療薬は非常に高価であるため、安価で成分が同じインドのジェネリック薬を購入してほしいという依頼だった。最初は申し出を断ったものの、金に目がくらんだチョンは、ジェネリック薬の密輸・販売に手を染め、より多くの薬を仕入れるため、購入グループを結成する。依頼人のリュを始め、白血病患者が集まるネット上コミュニティの管理人で、自身も白血病の娘を持つポールダンサーのリウ・スーフェイ、中国語なまりの英語を操るリウ牧師、力仕事が得意な不良少年のボン・ハオが加わり、事業はさらに大きく拡大していく。警察に密輸として目をつけられ始め、いったんはグループを解散したチョン・ヨンたちだったが、薬を絶たれた患者たちの悲痛な叫びに決意を固める。患者の負担を軽くするため仕入れ値以下の価格で薬を売り、あえて危険な仕事を続ける彼を待っていた結末は…?

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