今泉佑唯の独特キャラがスゴイ!吉川愛「ずっと歌ってる」、萩原みのり「不思議な子から変な子になった(笑)」

女性ファッション誌「NYLON JAPAN」の創刊15周年プロジェクトとして、メインキャストに吉川愛、萩原みのり、今泉佑唯を迎えた宇賀那健一監督の長編映画『転がるビー玉』が、1月31日より渋谷パルコ内「WHITE CINE QUINTO」にて先行公開、2月7日より全国順次公開される。それに先立ち、1月14日に渋谷CINE QUINTOにて完成披露舞台挨拶が行われ、キャストの吉川愛、萩原みのり、今泉佑唯、大野いと、大下ヒロト、神尾楓珠、中島歩、宇賀那健一監督が登壇した。

本作は、再開発が進む渋谷を舞台に、片隅にある古い家で共同生活する、愛、瑞穂、恵梨香の3人の日常の物語。物語の舞台である渋谷で行われたイベントで、主人公の一人を演じた吉川は「共同生活をしているような雰囲気でずっと撮影していた」と言い、「アドリブも多かったので、本当に話したいことを話すという感じで楽しく撮影していました」と本作の出演を振り返った。

共演した今泉を指しながら、吉川が「かなりうるさい、騒がしい子」と笑ったが、萩原によると「大ボケの二人を私がどうにかする。本軸からどんどん離れていくので(笑)」と3人のまとめ役だったとのこと。また、「私は浮いてなかった!」と言う今泉に、大下と神尾が「浮いてましたよ!(笑)」とツッコむ場面も。続けて、萩原に「オリジナルソングをずっと歌ってるんですけど、幼稚園の教科書に載っているような歌を延々と歌い続ける。今日はずっと準備中から『だんご三兄弟』を歌ってました(笑)」と明かされていた。

そんな個性的な今泉について、大野も「佑唯ちゃんがずーっと1時間ぐらい焼肉の話をメイクさんと衣装さんとしていて、すごいかわいいなぁと思いながら聞いてました(笑)」とコメント。今泉は本作でギターの弾き語りに挑戦し、共演した神尾は「歌が聴けると楽しみにしていたんです。いろいろな方々から(歌が)うまいと聞いていたので(笑)」と現場でイジっていたそうだが、「うまかったです」と歌唱シーンに太鼓判を押した。

主演3人のお互いの印象を聞かれると、吉川は今泉について「大人しい子なのかなと思ってたら、初めて会った時から違っていました。ずっと歌っていたので(笑)」と言い、萩原については「全く話してくれない人だと思っていた」そうだが、「思っていたよりクールじゃなくて、意外とかわいい場面もいっぱいありました(笑)」と二人の第一印象の変化を語った。萩原は今泉について「不思議な子から変な子になりました(笑)。不思議とかじゃない。おかしい!」と笑い、3人の中で最年少の吉川については「年上だと思っていたから緊張していたけど、意外と無邪気で子供っぽい一面もある」とのこと。今泉は萩原に「第一印象が怖かったんですよ。なかなか目が合わなかったので」と明かしつつ、「アドリブのシーンでわちゃわちゃしてくれるのがすごく嬉しかった」とコメント。それを受け、萩原は「ずっと歌ってるし、(目を)見ていいのかわからなかった!途中からイジっていいことに気づいたんですよ(笑)」と今泉の独特なキャラにタジタジになっていたと打ち明けた。

『転がるビー玉』
1月31日(金)より渋谷 WHITE CINE QUINTOにて先行公開
2月7日(金)より全国順次公開
監督:宇賀那健一
プロデューサー:戸川貴詞
主題歌:佐藤千亜妃「転がるビー玉」
出演:吉川愛 萩原みのり 今泉佑唯 笠松将 大下ヒロト 神尾楓珠 大野いと 冨手麻妙 日南響子 田辺桃子 中島歩 徳永えり 大西信満 山中崇 仁科あい 中尾有伽 手島実優 安倍乙 濱正悟 河合優実 浦山佳樹 比佐仁 髙橋雄祐 青木将彦 川端康太 内堀太郎 松川遥菜 佐々木穂高
配給:パルコ

【ストーリー】 再開発が進む、渋谷。その片隅にある古い家の床は少し傾いている。ここで共同生活する愛(吉川愛)、瑞穂(萩原みのり)、恵梨香(今泉佑唯)の3人は夢を追い求めながら、悩み、もがき、飲んで、愚痴って、笑っては、泣いた。彼女たちが手にいれたのは、<宝石>なんて眩しいものではなくて、どこかで紛れ込んだ一つの欠けた<ビー玉>だった。そんなある日、部屋の立ち退き勧告の通達が来る。街の再開発で家の取壊しが決定したのだ。これは、いずれ出て行かなくてはならないその部屋で3人が過ごした、ささやかな日常の物語。絶え間なく変化するこの街で埋もれてしまいがちな幸せは確かにそこにあった。

©『転がるビー玉』製作委員会