内野聖陽「なかなか硬派の渋い作品」、中村獅童「今から撮影が楽しみ」追加キャスト発表!神木隆之介「鉄の骨」

ベストセラー作家・池井戸潤による発行部数60万部を超える同名小説を、主演に神木隆之介を迎えてドラマ化する「連続ドラマW 鉄の骨」が、2020年4月にWOWOWにて放送される。このほど、追加キャストとして、内野聖陽、中村獅童、小雪、土屋太鳳、向井理、柴田恭兵、石丸幹二が出演することが発表された。

本作は、中堅建築会社の若手社員の奮闘する姿と共に「談合」は“必要悪”かをテーマに迫力のある人物描写で描く。

新たなキャストとして、平太(神木隆之介)の上司で池松組の常務取締役・尾形総司に内野聖陽、業務部次長・西田吾郎役に中村獅童、業務部の紅一点・柴田理彩役に小雪、平太の彼女で白水銀行に勤める野村萌役に土屋太鳳、萌の上司で融資課・課長代理の園田俊一役に向井理、談合を裏で取り仕切るフィクサー・三橋萬造役に柴田恭兵、そして、官製談合を追う東京地検特捜部・副部長の内藤肇役に石丸幹二ら豪華キャストが集結した。

■内野聖陽(尾形総司役) コメント
なかなか硬派の渋い作品ですが、談合にかかわる男たちの生き様を、リアリティーを強く掘り下げて演じていけたらと思っています。

■中村獅童(西田吾郎役) コメント
今までに会社員の役はあまり演じたことがないのですが、新鮮な建設業界を舞台に、新しい役柄と出会えたことが嬉しいです。また、池井戸さんの作品に出演させていただくのは初めてなので、今回機会をいただけたことはとても有難いです。今から撮影を楽しみにしています。

■土屋太鳳(野村萌役) コメント
池井戸作品は女優としての背中を押していただいた存在ですので「鉄の骨」を機にまた一歩踏み出せたらと思いますし、WOWOWさんの現場に再び参加出来ることも大きな喜びです。キャスト陣の素晴らしさにプレッシャーを感じつつも喜びがはみ出しそう!毒と真実の渦の中で「女性の持つある意味での骨太さ」を表現したいと思います。

■柴田恭兵(三橋萬造役) コメント
大手ゼネコンの顧問でありながら談合を調整する三橋萬造。それぞれの利益がからみあうなか、やさしさと冷酷さを合わせもつ魅力的な人物です。興奮をおさえながら静かに演じられたらと思っています。内野さん、神木くんとの初共演、とても楽しみです。

■石丸幹二(内藤肇役) コメント
池井戸先生はいつも、緻密なリサーチに基づいて、層を重ねるように物語を積み上げていかれます。だから、内も外もリアリティー重視で役作りをせねば、その世界観から弾かれてしまう。これまで、様々な業種の様々な役職を演じて参りましたが、幸いにも身近にその業界のビジネスマンがいて、事前に話を聞くことができました。が、さすがに今回は、周りに東京地検特捜部の人間はいない!さて、どうしたものかと思う日々です。

■向井理(園田俊一役) コメント
「アキラとあきら」以来の池井戸さん原作。制作陣も同じとあって、またこの組に参加できて光栄です。池井戸さんの作品は元々骨格がしっかりしているだけでなく人間関係や登場人物の描写がとてもリアル。台本を読む時にすでに面白く、出来上がった作品がとても期待できるものです。どのような作品になるか、今から楽しみにしています。

■小雪(柴田理彩役) コメント
初めての池井戸潤さん原作の作品にお声がけいただき嬉しかったです。建設会社の談合問題を取り巻く人間模様、談合は必要悪なのかなど、これまで深く向き合ったことのない問題にこの作品を通して考えさせられました。今から撮影がとても楽しみです。「鉄の骨」是非、皆様にも楽しんでいただけたらと思います。

「連続ドラマW 鉄の骨」
2020年4月よりWOWOWプライムにて放送予定(全5話)
毎週土曜よる10時~放送 ※第1話無料放送
監督:鈴木浩介
原作:池井戸潤「鉄の骨」
脚本:前川洋一
音楽:羽岡佳
出演:神木隆之介 中村獅童 土屋太鳳 小雪 柴田恭兵 向井理 石丸幹二 内野聖陽

【ストーリー】 中堅建設会社入社4年目の若手社員・富島平太(神木隆之介)は、不器用ながらも建設現場を愛する実直な男。そんな平太が、ある日突然、畑違いの「業務部」へ異動を命じられる。そこは公共事業などの大口案件の受注を担当する、「談合部」と揶揄される部署だった。くたびれた顔の部長や、粗野で男くさい先輩、泰然自若とした女先輩、切れ者で腹の底が見えない常務らと共に、2,000億円規模の公共工事の受注を目指す平太は、やがて談合を取り仕切る業界のフィクサーとの交流を深めていく中で、欲望やしがらみを目の当たりにする。談合は“必要悪”なのか…。平太は「理想」と「現実」の間でもがきながらも会社の命運を握る仕事にやりがいを見出していく。一方、入札は大胆な技術革新に成功した平太たちがリードするが、そこに老練なライバル社の幹部たちが立ちはだかり、さらに大物政治家の官製談合を追う検察特捜部も動き出し、平太にも捜査の手が伸びる。果たして入札のゆくえは、そして会社と平太の運命は…。