堂本光一「今の仕事は“不可能な事を可能に!”という部分が根本にある」アンバサダー就任!『フォードvsフェラーリ』

「オーシャンズ」シリーズ、『オデッセイ』のマット・デイモンと「ダークナイト」シリーズ、『アメリカン・ハッスル』のクリスチャン・ベイルが初共演で主演を務める『フォードvsフェラーリ』が、2020年1月10日より公開される。このほど、堂本光一が本作のアンバサダーに就任し、インタビューで意気込みや本作について語った。

本作は、実話を基に、1966年の伝説のレース“ル・マン24時間耐久レース”で絶対王者フェラーリに挑んだフォードの男たちを描いた人間ドラマ。

トップアイドルの第一線を駆け抜けながら、テレビはもちろん、ライフワークとなっている舞台での活躍など常に日本のエンターテインメントを牽引してきた堂本光一が、映画のアンバサダーを引き受けるのは初となる。12月27日より堂本出演のWEB CM、2020年1月1日よりテレビCMが放送される予定だ。

■堂本光一(アンバサダー) インタビュー
Q:今回、本作のアンバサダーとなることについてのお気持ちはいかがですか?
すごく光栄な事ですし、話を最初頂いたときすごく嬉しかったです。フェラーリ好きなので(笑)。

Q:本作の中でお気に入りのシーンを教えて下さい。
もちろんクルマ好きにはすごく楽しめる。レースシーンだけじゃなく、ちょこっと移動しているシーンでも、ああ!すげぇこの車いいなとかオシャレ感があるんですよ。昔の車独特の良さっていうのが、すごく車好きには心くすぐられる部分がありましたし、最近クルマ離れが激しいじゃないですか!?若い人たちがこの作品を観て車っていいなって思っていただけたら!描かれている部分でよかったなと思う部分は、主役の二人の友情とか、今の現代にも通ずる大企業の中の一人の人間として何ができるのかという部分とかそういった人間的な部分が描かれているのが印象に残りましたね。

Q:疾走感のある迫力のレースシーンも魅力ですが、本作はシェルビーとマイルズの、プライドを懸けた挑戦や、“互いを必要とする二人の友情”も大きなテーマとなっています。二人の絆や友情についてはどう思われましたか。共感する部分などはありましたか?
なんとなく、人間的にもそうですしいろんな世の中の社会とか色んな物がシステム化されているじゃないですか、人間も、普段生活の中でも。それが根本にある人間として大事な部分が、人間らしく人間臭く描かれているのが、現代において忘れちゃいけないこういう気持ち、こういう感覚というのが、この映画から思い出させられるような感じがあってその部分がすごく好きでしたね。

Q:主人公二人はユニークなキャラクターで、頭脳派で裏方に徹するシェルビーと、直感で動くようなタイプのケンの、両極端な二人ですが、“シェルビー”タイプか、“ケン”タイプか、どちらだと思いますか?
どっちですかね、良い所取りしたいですよね。直感的に動ける人に憧れますね…という事はそっちじゃないのか!?かと言って自分が頭脳派とは思わないんですけど、色んな事を考えた上で行動しよう!って思うタイプの人間かもしれませんね。でも直感大事にしたいんですよ!うーん…いい所取りしましょう!(笑)

Q:本作はフォードが絶対王者フェラーリに挑むという、不可能に挑戦するストーリーですが、光一さんには今まで不可能と思われることに挑戦したエピソードはありますか?
自分がやっている仕事自体が、例えば舞台を作り出すときってある意味頭の中にある想像の世界とか現実とはちょっと違う部分を現実にしていく作業なんですよね!それが好きだから自分もこの仕事が好きなんだなーっていう風に感じる事が多いですけどね。ただ不可能にチャレンジ!みたいなこの映画で描かれているようなカッコいい人生は自分の中にあったか!?というと謎な部分ではありますけど、ありがたい事にこの仕事を続けている限りは、常に不可能な事を可能に!という根本にその部分がある仕事なのかなと思ってます。

Q:最後に公開を楽しみにしている方たちへメッセージをお願いします。
2020年1月10日公開の映画『フォードvsフェラーリ』のアンバサダーを務めます、堂本光一です。この映画は、二人の主人公 二人の友情を描いた映画となっております。車好きの方にはもちろん!何か現代社会において忘れていた部分を思い出させるような映画となっていると思います。本当に芝居も素晴らしいですし、車の迫力あるレースシーンも素晴らしいです!どうか皆さん劇場でご覧いただけたらと思っております。

『フォードvsフェラーリ』
2020年1月10日(金) 全国ロードショー
監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:マット・デイモン クリスチャン・ベイル トレイシー・レッツ ジョン・バーンサル ジョシュ・ルーカス カトリーナ・バルフ ノア・ジュプ
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

【ストーリー】 気鋭のカーデザイナーとして活躍するキャロル・シェルビー(マット・デイモン)のもとに、アメリカ最大の自動車メーカー、フォード・モーター社から思いがけないオファーが届く。それは、ル・マン24時間耐久レースで、モータースポーツ界の頂点に君臨するフェラーリ社に勝てる車を作ってほしいという途方もない依頼だった。かつてル・マンで優勝した経験を持ちながらも、心臓病によりリタイヤを余儀なくされたシェルビーは、破天荒な一流レーサーのケン・マイルズ(クリスチャン・ベイル)の元へ向かう。レースへの純粋な情熱を共有するシェルビーとマイルズは、史上最高の車を生み出すために協力し、いつしか固い友情で結ばれる。前哨戦レースで結果を出し、いよいよ決戦の地ル・マンに乗り込んでいく。マイルズのフォード車がフェラーリとの壮絶なデッドヒートを繰り広げる中、理不尽な大企業の論理を振りかざすフォード副社長が横やりを入れてくるが…。

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