井ノ原快彦、本上まなみの声にフニャフニャ「母性に包まれている感じがする」

サンエックス株式会社の人気キャラクター「すみっコぐらし」の劇場アニメ化となる『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』が、11月8日より公開される。このほど、11月5日に新宿ピカデリーにて完成披露試写会が行われ、ナレーションの井ノ原快彦、本上まなみ、まんきゅう監督が登壇した。

本作でナレーションを担当した井ノ原。意外にも“すみっこ好き”だという井ノ原は、「気がつけばここに来るエレベーターの中でも、僕もすみっこだし、本上さんもすみっこ」だったことを告白。これに本上が「本当であればセンターの人ですよね?」とツッコむと、井ノ原は自身が所属するV6について言及し「みんなすみっこが好き。センター嫌いなんですよ。みんなが『どうぞ、どうぞ』と言いながらここまで来ちゃった。楽屋のテーブルも早いもの勝ちで、すみっこから埋まっていく」ことを明かして、会場に集ったすみっコぐらしファンを喜ばせた。

絵本のパートを担当した本上は、普段は二人の子を持つ母として「朝から晩まで怒りっぱなし」だという。しかし「夜寝る前に絵本を読むひとときだけが、めっちゃ優しくなれる時間」らしく、そのテンションを思い出しながら声を入れたことを明かした。これに井ノ原は「本上さんの声が聞こえてくると、母性に包まれている感じがする。この映画を観て怒る人はいないと思うし、フニャとなって帰っていくと思う。全体的に包み込んでくれる感じがした」と本上の優しさにあふれた声を絶賛した。

最後に井ノ原は「男一人でも観てほしい。フニャフニャになって、明日からまた頑張っていただきたい! 40代の男が観ても号泣できる作品」と本作をアピールしてイベントを締めくくった。

『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』
11月8日(金)より全国ロードショー
監督:まんきゅう
原作:サンエックス
脚本:角田貴志(ヨーロッパ企画)
美術監督:日野香諸里
アニメーション制作:ファンワークス
主題歌:原田知世「冬のこもりうた」
ナレーション:井ノ原快彦 本上まなみ
配給:アスミック・エース

【ストーリー】 ある日すみっコたちは、お気に入りのおみせ「喫茶すみっコ」の地下室で、古くなった一冊のとびだす絵本をみつける。絵本を眺めていると、突然しかけが動き出し、絵本に吸い込まれてしまうすみっコたち。絵本の世界で出会ったのは、どこからきたのか、自分がだれなのかもわからない、ひとりぼっちのひよこ…?「このコのおうちをさがそう!」新しいなかまのために、すみっコたちはひとはだ脱ぐことに。絵本の世界をめぐる旅の、はじまりはじまり。

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