理不尽な学校の校則に立ち向かう二人の高校生の姿を描く、佐藤勝利（Sexy Zone）、髙橋海人（King & Prince）の共演で贈る映画『ブラック校則』が、11月1日に公開初日を迎え、丸の内ピカデリー1にて行われた初日舞台挨拶に、キャストの佐藤勝利、髙橋海人、モトーラ世理奈、星田英利、菅原伸太郎監督が登壇した。

ファンの大歓声で迎えられた主演の佐藤は、「映画どうだったのかな？」と観客に質問。客席から大きな拍手をもらったが「本気で面白かった人だけ拍手して」とおねだりし、さらに大きな拍手をもらって「そうか！」と満足そうな表情を浮かべた。故・ジャニー喜多川には「映画を撮る報告はできていて、僕が主演することを言っても全然信じてもらえなかった」そうで、「ずっと『本当にYOUがやるの！？』と言われていて（笑）。そんな作品はこれが最後。だから僕にとっての大事な作品」と神妙な面持ちで語った。

佐藤とは対照的に笑顔で挨拶した髙橋。先日、街で本作のポスターを見かけたそうで、「俺、本当に映画に出るんだ！？」と感動したという。「みんなにどう感じてもらえるのか不安だったんですけど、みんがパチパチしてくれて、安心できました。ありがとうございます（笑）」と会場の反応に安堵した様子だった。

サプライズで登壇した星田は、図書館のような楽屋でおにぎりを食べていたそうなのだが、その場にいた佐藤が「『この本、全部ほしいなあ、ほしいなあ』って一人で言ってるの。それで、一冊持ってきてずっと卑弥呼の話する」と謎のエピソードを披露。これについて佐藤は「先生が教えてくれないやばい本で、卑弥呼はもともとひきこもりだったみたいな話が書いてあって」と、話の経緯を説明すると、星田から「卑弥呼は食進まん！」とツッコまれていた。

続けて星田は髙橋とのエピソードもあることを強調し、「夜の学校でロケやったんだけど、一人でトイレ行けないねん。ずっと『誰か行きたくね？ 行きたくね？』って言ってて。『行けないの？』って聞いたら、『だって夜じゃん。やばいじゃん』」と話していたそう。また、髙橋が北海道からお土産を買ってきてくれたそうなのだが、「山形県産の米沢牛サラミ」だったことを暴露されると、髙橋は「帰りにもうひとつ買おうと思って、近くのスーパーで買ったら、まさかの山形」だったことを明かして、会場を爆笑させていた。

イベントの最後には本作の脚本を務めた此元和津也が描いた漫画が登場。佐藤、髙橋、モトーラらが、その場で漫画のセリフを読み上げ、最後まで会場を盛り上げていた。

『ブラック校則』
11月1日（金） 全国公開
10月14日（月） 深夜24時59分より、日本テレビにて連続ドラマが放送開始
10月14日（月） Huluにてオリジナルドラマが配信
監督：菅原伸太郎
脚本：此元和津也
主題歌：Sexy Zone「麒麟の子」
出演：佐藤勝利（Sexy Zone）　髙橋海人（King & Prince）　モトーラ世理奈　田中樹（SixTONES／ジャニーズJr.）　箭内夢菜　堀田真由　葵揚　水沢林太郎　成海璃子　片山友希　吉田靖直　戸塚純貴　星田英利　坂井真紀　光石研　でんでん　薬師丸ひろ子
配給：松竹

【ストーリー】　さえない青春を生きていた高校生・創楽（佐藤勝利）と親友の中弥（髙橋海人）。彼らが通う高校には理不尽に生徒を縛り付ける校則=“ブラック校則”がはびこっていた。ある朝、登校してきた一人の女子生徒に創楽は心を奪われる。彼女の名前は希央（モトーラ世理奈）。生まれ持った美しい栗色の髪を黒く染めるよう強要された希央は、反発して不登校となり、退学寸前に。そして創楽と中弥は決意する。「ブラック校則をぶっ壊す！」。一人では何もできなかった二人が、恋するあの子のため、そして500人の生徒の青春を取り戻すために、ブラック校則と大人たちに立ち向かう！恋と友情の行方は？果たしてブラック校則は？

©2019日本テレビ／ジェイ・ストーム