第一次世界大戦の若き英兵の一日をリアルタイムで描くサム・メンデス監督最新作『1917』2020年2月公開!

第一次世界大戦の“若きイギリス兵のある一日”を壮大なスケールでリアルタイムに描く、『アメリカン・ビューティー』のサム・メンデス監督最新作『1917』(原題)が、2020年2月に公開されることが決定した。併せて、本作の驚愕の撮影手法についてサム・メンデス監督らが語る特別映像がお披露目となった。

本作は、若きイギリス兵スコフィールドとブレイクの二人の兵士が、危険な敵の陣地を抜け、進軍する仲間と兄弟が所属する1600人の友軍兵士たちの命を救うべく、一刻も早く“作戦中止”の重要な命令を伝達するために奔走する姿を描く。

監督は、『アメリカン・ビューティー』でアカデミー賞監督賞を受賞、『007』シリーズをスタイリッシュに一新したダニエル・クレイグ主演『007 スカイフォール』、『007 スペクター』で全世界を熱狂させたサム・メンデス。若きイギリス兵には、『マローボーン家の掟』のジョージ・マッケイ、「ゲーム・オブ・スローンズ」のディーン・チャールズ=チャップマンのフレッシュな英国俳優を起用し、ベネディクト・カンバーバッチ、コリン・ファース、マーク・ストロングらイギリスを代表する実力派俳優が脇を固める。

特別映像では、兵士たちの動き、さらに息づかい一つ一つを観客に体感してもらい、究極の没入感へ導くために敢行された驚愕の“ワンショット撮影”について、サム・メンデス監督が、「撮影にはこの辺をカットしよう、あのシーンをなくそうなどの編集という“魔法の切り札”があるが、本作ではできない」ため「長回しの撮影にすべきだ」と考えたと、その苦労を語る。アカデミー賞撮影賞受賞の撮影監督ロジャー・ディーキンス、主演のジョージ・マッケイ、ディーン・チャールズ=チャップマンらからは、驚くべきことに屋外で順撮りされたため、「天候によって撮影が左右される」ことや「カメラを俳優のアクションにぴたりと合わせるため、また長回しにより照明を置くことができないこと」、さらにリアルタイムで描くため「映像に一貫性を持たせる必要があり、天候待ち」をしたなどの苦労が語られ、監督は「撮影がいかに困難だったか、その苦労と努力が映像全てに集約されている」とコメントしている。

さらに、メンデス監督は、現地時間10月3日に実施されたNYコミコンに登壇し、「完璧に途切れなく物語を描くために、全てにおいて秒単位まで計算するなど緻密な調整をした」と語り、特にリハーサルについて「今までの過去のどの作品よりも時間を費やした」「自身のキャリアにおいて、最もエキサイティングな仕事だった」と大きな自信を覗かせた。

『1917』(原題)
2020年2月、全国ロードショー
監督:サム・メンデス
製作:サム・メンデス ピッパ・ハリス
脚本:サム・メンデス クリスティ・ウィルソン=ケアンズ
出演:ジョージ・マッケイ ディーン・チャールズ=チャップマン ベネディクト・カンバーバッチ コリン・ファース マーク・ストロング
配給:東宝東和

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