全世界47ヶ国で翻訳され、60年間世界中で愛され続けているオトフリート・プロイスラーによる児童文学の傑作「小さい魔女」を、『パディントン』のスタジオカナルが初めて実写映画化したドイツ映画『小さい魔女とワルプルギスの夜』が、11月15日より公開される。このほど、本作の場面写真がお披露目となった。
本作は、半人前の“小さい魔女”と相棒であるカラス・アブラクサスの成長を描いた至極のファンタジー。原作は、宮崎駿監督作『千と千尋の神隠し』にも影響を与えた世界的児童文学作家、オトフリート・プロイスラーによる「小さい魔女」。吹替版では、127歳でありながら未だに半人前の“小さい魔女”の声を坂本真綾、100年以上飛んでいないおしゃべりカラス・アブラクサスの声を山寺宏一が担当する。
場面写真には、人里離れた小さな家で暮らす“小さい魔女”と相棒・アブラクサスのメイン写真や、好奇心旺盛がゆえに“魔女”でありながら村の子供達と仲良くなってしまう微笑ましいシーン、年に一度の魔女のお祭り「ワルプルギスの夜」に集まった恐ろしい“大きい魔女”たちの姿など、原作から飛び出してきたかのようなキュートでカラフル、そして魔女らしくちょっとだけダークなカットの数々が収められている。
『小さな魔女とワルプルギスの夜』
11月15日(金)よりYEBIS GARDEN CINEMAほか全国ロードショー
監督・脚本:マイク・シェーラー
原作:「小さい魔女」
出演:カロリーネ・ヘルフルト ズザンネ・フォン・ボルソディ アクセル・プラール(声)
日本語吹替キャスト:坂本真綾 山寺宏一
配給:ショウゲート
【ストーリー】 森の奥でカラスと暮らす“小さい魔女”(カロリーネ・ヘルフルト/声:坂本真綾)の夢は、魔女のお祭り“ワルプルギスの夜”に招待されること。しかし、参加できるのは大きい魔女だけ。127歳の“小さい魔女”はまだまだ半人前で、今年も招待状は届かない。あきらめられない“小さい魔女”は、こっそりと祭りに忍び込む。だが、喜んだのも束の間、ルンプンペルおばさんに見つかってしまった。大目玉を食らいながらも、何とか一番えらい“大きい魔女”から、来年の〈ワルプルギスの夜〉で〈良い魔女〉のテストに合格したら、踊ってもいいと約束してもらう。ただし、もし出来なければ、恐ろしい罰が待っている。帰宅した“小さい魔女”は、さっそく“大きい魔女”から渡された〈魔法辞典〉を開き、1年で7,892個の呪文をすべて覚えるという宿題に取りかかる。果たして、小さい魔女は無事に〈良い魔女〉になれるのか…。
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