本好き必見!紙の本が生まれる舞台裏!是枝裕和監督の愛弟子・広瀬奈々子によるドキュメンタリー『つつんで、ひらいて』特報映像

柳楽優弥主演の監督デビュー作『夜明け』の広瀬奈々子監督の最新作で、装幀者の菊地信義の仕事を追いかけたドキュメンタリー映画『つつんで、ひらいて』が、12月上旬に公開される。このほど、本作の特報映像がお披露目となった。

現在75歳の菊地は、独立から40年、中上健次や古井由吉、俵万智、金原ひとみなど1万5000冊以上の本の装幀を手がけ、日本のブックデザイン界をリードし続けてきた存在。紙と文字を触りながら、あくまで手作業で一冊ずつ本をデザインしている。本作では、菊池の指先から、印刷、製本に至る工程を見つめ、ものづくりの原点を探っていく。インターネットが日常のものとなった今だからこそ、物への愛着、紙の手ざわりにフォーカスし、出版やデザインに関わる人だけでなく、本好きには必見のドキュメンタリーとなっている。

特報映像では、菊地信義の弟子であり、マイケル・サンデル著「これからの『正義』の話をしよう―いまを生き延びるための哲学」で知られる装幀家・水戸部功や、お笑い芸人で作家の又吉直樹が敬愛する作家・古井由吉などが登場し、“紙の本”の現在と未来を語っている。エンディング曲を担当するのは、ドラマ・映画「深夜食堂」のオープニングテーマ「思ひ出」で知られ、広瀬監督の前作『夜明け』や『オーバー・フェンス』などで俳優としても活躍する歌手・鈴木常吉。音楽を管弦楽ユニットのbiobiopatataが担当する。

併せて、本作は10月3日より開幕する第24回釜山国際映画祭ワイド・アングル部門にてワールドプレミア上映されることが決定した。広瀬監督の現地入りも予定されている。

『つつんで、ひらいて』
12月上旬、シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開
監督・編集・撮影:広瀬奈々子
企画制作:分福
音楽:biobiopatata
エンディング曲:鈴木常吉
出演:菊地信義
配給:マジックアワー

【作品概要】 空前のベストセラーとなった俵万智「サラダ記念日」をはじめ、1万5千冊以上もの本をデザインした稀代の装幀者・菊地信義と、本をつくる人々を追ったドキュメンタリー映画。美しく刺激的な装幀で読者を魅了し、大江健三郎、古井由吉、浅田次郎、平野啓一郎、金原ひとみら名だたる作家たちに愛されてきた菊地に3年間にわたり密着。手作業で一冊ずつデザインする指先から、本の印刷、製本に至るまでの過程をとらえ、「読者が思わず手に取る美しい本」が生まれる舞台裏に迫る。

(C)2019「つつんで、ひらいて」製作委員会