株式の高頻度取引のため、0.001秒の時間短縮を目指した男たちの奮闘を描く、ジェシー・アイゼンバーグ、アレクサンダー・スカルスガルド共演の映画『ハミングバード・プロジェクト 0.001秒の男たち』が、9月27日より公開される。このほど、各界著名人より本作を絶賛するコメントと、「自分にとって仕事とは?」「0.001秒とは?」という質問への回答が寄せられた。
本作は、『マネーボール』や『マネー・ショート 華麗なる大逆転』など数多くの映画化原作を持つマイケル・ルイス著「フラッシュ・ボーイズ 10億分の1秒の男たち」にも記されている実話を基にした物語。高速で株の売買を行う高頻度取引に絶対的勝利をもたらすため、カンザス州からニューヨークまでの約1,600kmを直線のネットワークでつなぎ、0.001秒の時間短縮を目指した熱き男たちを描く。
▼著名人 絶賛コメント
■品川祐(芸人/映画監督)
0.001秒の短縮のために1600キロ直線で繋ぐ。よく仕事でも私生活でも「こうしたら、もっとこうなるのに」って思うことがありますよね。でも「現実的には無理だ」と言って実行にはうつさない人がほとんど。それを実際にやるとこんなドラマになるんだなぁ。ジェシー・アイゼンバーグは今回も見事!
Q:自分にとって“仕事”とは?
仕事を仕事と思っていない。24時間生活すべてがお笑いに成り得るし、映画の脚本も常に考えている。だから仕事は僕にとって全てです。
■島田洋七(漫才師)
僕のレベルではよくわかりません。現実にこのような事があったら働くって何なのかな~と思います。自分はこんな沢山お金はいらん!!
Q:自分にとって“仕事”とは?
仕事とは死ぬまでの暇つぶし。
■箕輪厚介(幻冬舎 編集者)
荒唐無稽なことを当たり前に実現できると考える、主人公ヴィンセントのような頭のオカシイ0.001%の人間が世界を変える。やりたいことがあるかどうかなんて愚問、とにかく行動したくなる映画。令和一面白い!
■森永卓郎(経済アナリスト)
本作は、千分の1秒を争う金融取引を舞台にしているが、それを賛美するものではない。むしろ金融取引の虚しさを露わにし、人間はどんな仕事をすればよいのかを問いかける痛烈な金融資本主義批判だ。すべての働く人に観てもらいたい労働経済学の教科書でもある。
Q:自分にとって“仕事”とは?
仕事は、額に汗して働くことだ。だから、だましたり、奪ったりしてはいけない。ましてや、カネにカネを稼がせるなど、もっての他だ。私はそう考えて、仕事をしてきた。
■渡邊啓太(ショートトラックスピードスケート日本代表 阪南大学所属)
氷上で誰より速いゴールを追い求めている僕にとって、断固たる決意を持って時間を縮めようとする彼らに心打たれました。このプロジェクトがどうなるのか!!ぜひ見て欲しい!!
Q:自分にとって“0.001秒”とは?
このほんの一瞬で勝敗が決まり、勝ちと負けでは世界が違う。天と地の差。0.001秒の差でも勝つ為に甘さを捨てる努力。
■菊池純礼(ショートトラック日本代表)
0.001秒に命や心、全てを捧げた者たちの熱量!困難の中、最後に残るモノに心温まりました。ハミングバードの羽ばたきのように濃い人生を歩みたい!
Q:自分にとって“0.001秒”とは?
運命を変える一瞬。
■浜ロン(お笑い芸人)
速さを追求する為に、手間のかかる作業を続けるパラドックス。まさに「急がば回れ」いや、そもそも人は、急ぐ必要があるのか。人類の未来のテーマになる作品、最高でした!
Q:自分にとって“0.001秒”とは?
「言葉を発する前に、一瞬浮き出てしまう本音の表情」なんてイメージがあります。あ、この人今、嫌な事言おうとしたな、みたいな(笑)。0.001秒にも様々な気持ちを察する事が出来てしまいますね。「安室奈美恵」さんを早く言うのが特技の私は、少しでも早く言えた方が良いのですが、「アムナメ」では美しくありません。「アムロナミエ」にきちんと聴こえる為に0.001秒を削るのか、むしろ足すのか、日々研究あるのみです。
■出口治明(APU・立命館アジア太平洋大学 学長/ライフネット生命株式会社創業者)
大企業を辞めて夢のためにベンチャーを起こし、無謀といわれることに挑戦する男たちの情熱と、困難の連続を乗り越えていくところにワクワクさせられました。
Q:自分にとって“仕事”とは?
仕事は、楽しい人生を過ごすための手段です。1年は、8760時間ありますが、日本の正社員の平均労働時間は2000時間前後ですから、仕事は人生の3割に過ぎず、本当は「どうでもいいこと」です。それよりも人生の7割を占めている、働いて稼いだお金で「食べて、寝て、遊んで、子供を育てて、旅をする」時間のほうがはるかに大切です。そうであれば、好きな仕事に全力でチャレンジできます。何故なら、所詮はどうでもいいことですから。いかに短時間で効率よく働いて成果を出すか、その方法を自分で考え出して実践することで、仕事の生産性は上がります。では、どうやれば生産性を上げられるのか、それは簡単です。イノベーションの鍵は、多様性と勉強です。早く帰って、好きなことに打ち込むのがお勧めです。実はこれがいいアイデアを生み、イノベーションの源泉になるのです。人間は、「人・本・旅」で成長します。沢山の人に会って、沢山の本を読み、色々な場所へ行って、経験を重ねることが、限られた時間で生産性の高い仕事をすることへの近道だと思っています。
■野崎浩成(東洋大学教授)
HFT取引というハイブリッドな金融取引と千マイルのトンネルというアナログの対照性が愉快。欲望を抱えながらトンネルを掘り進む先に真理という光明が待っている。
Q:自分にとって“仕事”とは?
経験を豊かにする貴重な機会。
■村上太一(実業家株式会社リブセンス 代表取締役社長)
ゴールを決めたら、どんな壁があろうと命を掛けて突破する。実話とは思えない、狂気的な行動の数々には、驚愕!同じ起業家として、この執念は見習いたい!
Q:自分にとって“仕事”とは?
創業した会社「リブセンス」という社名にも通じますが、仕事とは「生きる意味(Live sense)」です。仕事を通じて社会に良質なインパクトを与えることは、最高にエキサイティングな行為。生きるにあたりなくてはならない、不可欠な存在です。
■西田一見(メンタルトレーナー/株式会社サンリ 代表)
常識をぶち破り、目標達成へ突き進むメンタル面が凄い。私は夢実現のエネルギーは成功を信じる力「成信力(せいしんりょく)」であると指導している。この映画は正にその「成信力」が強く感じられる。
Q:自分にとって“仕事”とは?
仕事とは人生を通じて世の中に何を残すのか?だと思っています。世の中を明るく照らし、導いていける存在になれればと思っています。私たちは最後に死という目標を必ず達成します。人生の最後に、使命や役割を全うした人生になった!と満足してゆっくりと目を閉じたいと思います。
■牧浦土雅(Degas 株式会社 代表取締役)
諦めず挑戦し続けること。ヴィンセントとアントンのように、一つの目標を決め、やり抜くこと。たとえ失敗しようが、人生は一回でもその中で挑戦は何回でもできる。
Q:自分にとって“仕事”とは?
趣味と表裏一体で、24時間365日考えていても苦にならず、常に挑戦し、社会を変革していくこと。
■山内奏人(ワンファイナンシャル株式会社 Principal, CEO)
自分にとって仕事とは何か。いまやっている仕事に命をかけられるか。そんなことを考えさせられるとてもすてきな映画でした。それと同時に、主人公ヴィンセントの狂気と言えるほどの挑戦にとても勇気づけられました。
Q:自分にとって“仕事”とは?
人生そのものです。仕事が人生で人生が仕事です。
『ハミングバード・プロジェクト 0.001秒の男たち』
9月27日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
監督・脚本:キム・グエン
出演:ジェシー・アイゼンバーグ アレクサンダー・スカルスガルド サルマ・ハエック マイケル・マンド
配給:ショウゲート
【ストーリー】 野心家のヴィンセント(ジェシー・アイゼンバーグ)と従兄弟の天才プログラマーのアントン(アレクサンダー・スカルスガルド)は、カンザス州のデータセンターからNY証券取引所を、直線1,600kmの光回線で繋ぎ、従来よりも0.001秒速いネットワークを実現するプロジェクトを立ち上げた。これが実現すれば、株式の高頻度取引(ミリ秒単位の高速で株の売買を行うシステム)において、年間500億円以上の利益を得られる。しかし彼らの前には、一万件の土地買収など、苦難に次ぐ苦難が立ちふさがった…。
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