星野源&高橋一生、濱田岳のアドリブに大爆笑!「本番、耐えられない(笑)」『引っ越し大名!』メイキング映像

『超高速!参勤交代』シリーズで、これまでになかったユニークな視点で時代劇の新しいジャンルを開拓し、大ヒットを収めた土橋章宏原作の傑作時代小説「引っ越し大名三千里」を、主演・星野源、共演に高橋一生、高畑充希を迎え、『のぼうの城』を手掛けた犬童一心監督によって映画化された『引っ越し大名!』が、8月30日より公開中。このほど、星野源、高橋一生、高畑充希が大爆笑した、濱田岳演じる中西監物のとあるシーンのメイキング映像がお披露目となった。

引っ越しにかかる費用は2万両(=15億円)に対し、藩にあるお金はたったの3千両…。足りない分は町の商人になんとか借りて工面するしかないという状況だが、金庫番である勘定奉行・佐島竜五郎(正名僕蔵)はそんな役割を「引っ越し奉行」となった春之介(星野源)に丸投げする始末。メイキング映像は、そんな横暴な佐島のやり方に反感を持った勘定頭の中西監物(濱田岳)が、春之介たちを助けるべく自ら徹夜をしてお金を借りられる商人を調べあげたリストを持ってやってくるシーン。

中西は徹夜続きという設定から、登場からよたよたと歩いてやってくるやいなや「勘定方の中西だよ」と声が小さすぎる濱田の演技に、星野も「何ですって…?本当に聞こえない(笑)」と笑いをこらえきれない様子。その後も続々繰り出される濱田のアドリブにキャストだけでなくスタッフも笑いをこらえきれず、カットがかかると思わず高畑も「本番、耐えられない。どうしよう」と手で顔を覆って大笑い。濱田曰く「(中西は)頑張った自負があるのでドヤ感がある」ゆえに、少し二枚目に見えるらしく、高橋も「最初寝ているところから始まるのがすごく面白い…」など、濱田の光るコメディセンスをべた褒めした。

『引っ越し大名!』
8月30日(金)より全国公開中
監督:犬童一心
原作・脚本:土橋章宏「引っ越し大名三千里」(ハルキ文庫刊)
主題歌:ユニコーン「でんでん」(作詞:川西幸一 作詞・作曲:奥田民生 Ki/oon Music)
出演:星野源 高橋一生 高畑充希 小澤征悦 濱田岳 西村まさ彦 松重豊 及川光博 富田靖子 山内圭哉 丘みどり 正名僕蔵 飯尾和樹 中村靖日 斉藤暁 岡山天音 松岡広大 和田聰宏 鳥越壮真 矢野聖人 向井理
配給:松竹

【ストーリー】 姫路藩書庫番の片桐春之介(星野源)は、人と話すのが苦手で、いつも書庫にこもりっきりで、周囲から「かたつむり」とあだ名される引きこもり侍。あるとき、藩主の松平直矩(なおのり)(及川光博)は、幕府から国替え(引っ越し)を言い渡される。行先は遠く離れた豊後(大分県)の日田。藩まるごと1万人の引っ越しという、参勤交代をはるかに上回る費用と労力が必要な一大事業。これを成し遂げるには、引っ越し奉行の手腕にかかっている。お国最大のピンチに、いつも本ばかり読んでいるのだから引っ越しの知識があるだろうと、春之介に白羽の矢が立つことに。国替えの減封による人減らし。無理難題とも言える大役に怖気づく春之介だったが、幼馴染で武芸の達人・鷹村源右衛門(高橋一生)の説得もあり、嫌々引き受ける羽目になる。しかし、引っ越しの経験がない春之介は、どこから手をつけて良いか見当がつかない。そこで、前任の引っ越し奉行の娘である於蘭(高畑充希)に助けを借りることに。こうして源右衛門たち仲間の協力や於蘭の厳しい引っ越し指南に助けられて引っ越しの準備が始まった!果たして春之介はこの一世一代のプロジェクトを知恵と工夫で無事に成し遂げ、国を救うとができるのだろうか!?

ⓒ2019「引っ越し大名!」製作委員会