オダギリジョー監督「河本くんは幼馴染、くっきーさんは今一番興味のある顔」くっきー&河本準一が出演!『ある船頭の話』

オダギリジョー長編初監督・オリジナル脚本作品で、主演に柄本明、共演に村上虹郎を迎え、一人の船頭を通して「本当に人間らしい生き方」を見つめる映画『ある船頭の話』が、9月13日より公開される。このほど、お笑いコンビ・野性爆弾のくっきー、次長課長の河本準一が本作に出演していることが発表された。

くっきーが演じるのは、軽快に楽器を鳴らしながら祭りに向かう楽団員。派手な衣装を身にまとい、立派な口髭をたくわえた装いから、強烈な個性を持ったキャラクターであることが想像できる。河本は、オダギリが以前に監督した中編映画『さくらな人たち』で主演を務めており、本作では橋の建設に携わる建設作業員を演じる。

オダギリ監督が、期間限定の映画公式Instagramで「河本くんは幼馴染でもあり、前監督作『さくらな人たち』の主演でもあり。くっきーさんは、今一番興味のある顔であり。」と投稿している通り(※8月9日17時投稿)、この意外性に溢れた二人の個性が本作でどのように描かれているのか、期待は募るばかりだ。

『ある船頭の話』
9月13日(金)より新宿武蔵野館ほか全国公開
監督・脚本:オダギリジョー
撮影監督:クリストファー・ドイル
衣装デザイン:ワダエミ
音楽:ティグラン・ハマシアン
出演:柄本明 川島鈴遥 村上虹郎 伊原剛志 浅野忠信 村上淳 蒼井優 笹野高史 草笛光子 細野晴臣 永瀬正敏 橋爪功 くっきー(野性爆弾) 河本準一(次長課長)
配給:キノフィルムズ/木下グループ

【ストーリー】 近代産業化とともに橋の建設が進む山あいの村。川岸の小屋に住み船頭を続けるトイチ(柄本明)は、村人たちが橋の完成を心待ちにする中、それでも黙々と渡し舟を漕ぐ日々を送っていた。そんな折、トイチの前に現れた一人の少女(川島鈴遥)。何も語らず身寄りもない少女と一緒に暮らし始めたことで、トイチの人生は大きく狂い始める。

© 2019「ある船頭の話」製作委員会