馬場ふみか、杉本哲太、高橋努、筒井真理子ら出演!阿部進之介 主演「このミス」第2弾「名もなき復讐者 ZEGEN」

動画配信サービスU-NEXTとカンテレがタッグを組み、宝島社「このミステリーがすごい!」大賞の関連作品をドラマ化する「このミス」大賞ドラマシリーズ。その第2弾となる、阿部進之介が主演を務めるドラマ「名もなき復讐者 ZEGEN」が8月29日より放送・配信スタートする。このほど、新キャストとして、馬場ふみか、杉本哲太、高橋努、遠藤雄弥、永尾まりや、筒井真理子が出演することが発表され、併せて、場面写真がお披露目となった。

本作は、日本の裏社会に生きる天涯孤独な男の壮絶な復讐劇と、男に関わる人々の生き様を描くダークエンタテインメント。主演の阿部進之介は、プロの女衒(ぜげん=性風俗関係の仕事の斡旋業)を名乗り、妻を自殺に追い込んだ人物に復讐しようとしている男を演じる。

新たに発表されたキャストは、日本のマッサージ店で働き、女衒を通して偽装結婚をする中国出身の女性・李雪蘭(リ・シュウラン)役に、『劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』の馬場ふみか。港町で水産加工場を経営しており、女衒から雪蘭との偽装結婚を持ち掛けられる佐藤幸造役に、『アウトレイジ』、『僕だけがいない街』などに出演の杉本哲太。このほか、暴力団「梶間組」の構成員で元刑事の東野篤役を高橋努、雪蘭が働くマッサージ店の店長・直井宏之役を遠藤雄弥、雪蘭の同僚の風俗嬢・鮎川明菜役を永尾まりや、女衒が幼少期を過ごした児童養護施設の園長の妻で、女衒の育ての親・雨宮初枝役を筒井真理子が演じる。

▼キャスト コメント

■阿部進之介(女衒役)
撮影を重ねていくうちに、脚本に書かれたキャラクターが、まるでキャストに合わせて書かれたかの様に感じることがある。それが一つの手応えとして作品を加速させる。そんな追い風を感じながら終えた撮影でした。一気に駆け抜けた女衒の人生が、どう形作られるのか楽しみにしています。

■馬場ふみか(李雪蘭役)
故郷から遠く離れた日本で、自分の夫のために強く生きる李雪蘭の姿は、演じていてとても尊敬できました。また、女衒の生き方を通して、「正義とは何か」ということを深く考えさせられました。問題提起に満ちたドラマだと思うので、色々な目線でお楽しみいただければと思います。

■杉本哲太(佐藤幸造役)
あまりやったことのないタイプの役だったので、新鮮な気持ちで演じることができました。阿部進之介さん演じるかっこいい女衒、馬場ふみかさん演じるかわいい李雪蘭と合わせて、杉本哲太演じる気弱なおっちゃん・佐藤幸造にも注目していただけたらと思います。

「名もなき復讐者 ZEGEN」
8月29日(木)より毎週木曜 24:25~24:55 カンテレにて放送(全8話)
U-NEXTにて地上波放送終了後より配信スタート
監督:内藤瑛亮 後藤孝太郎 亀谷英司
原作:登美丘丈「名もなき復讐者 ZEGEN」(宝島社文庫)
出演:阿部進之介 馬場ふみか 杉本哲太 高橋努 遠藤雄弥 永尾まりや 筒井真理子

【ストーリー】 港町で水産加工場を営む佐藤幸造(杉本哲太)は、ある日、自らを「女衒(ぜげん)」と名乗る男(阿部進之介)から川崎のマッサージ店で働く中国人女性・李雪蘭(馬場ふみか)との偽装結婚を提案される。雪蘭は中国にいる夫の治療費を稼ぐため、日本に出稼ぎに来て、女衒に斡旋されたマッサージ店で働いていた。幸造は思い悩みながらも女衒の提案を受け入れる。一方で、女衒は、妻を自殺に追い込んだ男達への復讐を続けていた。やがて、“最後の復讐相手”に辿り着いた女衒は、黒幕の正体と己の過去に直面する。そして、偽装結婚を続ける幸造と雪蘭にもそれぞれ転機が訪れ、顔も合わせたことのない二人の関係も徐々に変化を見せていく。壮絶な過去を持つ斡旋屋・女衒、夫のために出稼ぎをする中国人女性、見知らぬ相手と偽装結婚した中年男…三人の境遇や想いが交互に描かれ、復讐譚とメロドラマが並走していく。

©2019 U-NEXT/カンテレ