1997年に多くの自殺者まで出した韓国の通貨危機の裏側を赤裸々に暴く、キム・ヘス、ユ・アイン、ヴァンサン・カッセルら出演の映画『国家が破産する日』が11月8日より公開される。このほど、予告編、ポスタービジュアル、場面写真がお披露目となった。

経済が右肩上がりの成長を続けていた1997年、韓国銀行の通貨政策チーム長ハン・シヒョンは通貨危機を予測。しかし、政府が非公開の対策チームを招集したときには、国家破産まで残された時間は7日間しかなかった。対策チームの中で、シヒョンはこの事実を国民に知らせるべきと主張するが、財務次官と激しく対立。同じ頃、危機の兆候を独自にキャッチした金融コンサルタントのユン・ジョンハクは、人生を変えるチャンスと見て、一世一代の大勝負に出る。一方、経済情勢に疎い町工場の経営者ガプスは、大手百貨店からの大量発注を、手形決済という条件で受けてしまう。

孤軍奮闘する韓国銀行の通貨政策チーム長ハン・シヒョン役には、『10人の泥棒たち』のキム・ヘス。綱渡りのような投資に乗り出す青年ユン・ジョンハク役には『バーニング 劇場版』のユ・アイン。このほか、経営者ガプス役に『シルミド』のホ・ジュノ、財政局次官役に『1987、ある闘いの真実』のチョ・ウジン、そしてIMF（国際通貨基金）の専務理事役を、『オーシャンズ13』などで知られるフランスの俳優で、韓国映画初出演のヴァンサン・カッセルが演じる。

予告編は、好景気に沸く1997年の韓国で、韓国銀行の通貨政策チーム長ハン・シヒョン（キム・ヘス）が通貨危機を予測し、国家破産を経済首席に宣言。一方、青年ユン・ジュハク（ユ・アイン）は、経済危機をキャッチし、人生を懸けた投資に乗り出す。そしてIMFの専務理事（ヴァンサン・カッセル）が交渉のため、密かに入国。通貨危機が危険水域に達し国民が騒ぎ出すなか、舞台はIMFとの交渉へ向かう、緊迫感あふれる映像となっている。

『国家が破産する日』
11月8日（金）より、シネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国順次ロードショー
監督：チェ・グクヒ
出演：キム・ヘス　ユ・アイン　ホ・ジュノ　ヴァンサン・カッセル
配給：ツイン

【ストーリー】　韓国が経済の好景気を信じて疑わなかった1997年、韓国銀行の通貨政策チーム長ハン・シヒョン（キム・ヘス）は通貨危機を予測する。しかし政府が非公開の対策チームを招集したときには、国家破産までわずか7日間となっていた。対策チームでシヒョンは、国民にこの危機を知らせるべきではないという驚くべき主張にぶち当たる。同じ頃、危機の兆候を独自にキャッチした金融コンサルタントのユン・ジョンハク（ユ・アイン）は、一世一代の大勝負に出る。一方、経済情勢に疎い町工場の経営者ガプス（ホ・ジュノ）は、大手百貨店からの大量発注を手形決済という条件で受けてしまう。

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